今日は母の葬儀だが、


その前に姉の絵が届いた。


今年は描かないと言っていた姉が桜を描いた。


もう80を過ぎている。


毎年今頃に個展をしてきたのは、


三姉妹の父が4月8日に亡くなって、


その供養に描き続けたのである。


その日は大雪で、毘沙門の桜は満開だった。


姉が今年も頑張ってくれたのは嬉しい。


枯淡の桜である。


でも気迫が絵から感じられて元気が出た。





























真ん中の姉と2人でどの絵をどこにと迷いながら飾る。


銀座の画廊から私も何年姉たちのお手伝いをしてきたか?


だが姉たちが味方になってくれてここまで来れたのだ。


家内は一番可愛い姪っ子が来たので、


本当に嬉しそうにお喋りをしていた。


ありがとう。


本当に感謝でいっぱいである。


母も安らかに天国に行った。