今日もお医者様に行く。


先週の検査の結果で疑問なところがあり相談に行く。


やはり専門家はすぐ判断してくれた。


私の食生活と運動、音楽療法で良いという結果になった。


この先生のお蔭で15年入院したこともないし、


よくなる一方であった。


こういう時はやはり進められるように歩く。


2万歩。


途中には大きいスーパーもあり父の家もある。


ついスーパーに入ってしまう。


生徒さんがいつも夏に買ってきてくれるコーヒー。


彼女も歩いて暑い日でも5本のコーヒーを抱えてきてくれた。


外国の方でも偉いと思った。


歩くのは30分でも帰りの登はきつい。


そんな中重いものを運んだのはただただ私への無言の戒めだった。


それに気が付いたのは彼女が帰国してからである。







生徒さんの家のそばには大きなお寺がある。


有名な本物のキリシタン灯篭がある。


残念ながら下半分しかないがマリア像が見える貴重なもの。










大晦日に父と戸を開けて聴いた除夜の鐘。


お寺の横の道は今は児玉大将の屋敷があったのでその名がついている。


明治時代の戦で活躍した。


この通りは一通ではなくたくさんの車が行き来している。


何しろこの辺の道路は父が安全協会と協力して渋滞しないよう。


いろいろ工夫したそうだ。


家には今でも三つの警察からの賞状をそのままにしてある。














頂いたリンゴ、ずいぶん経つ。


割ってみるとたっぷりの蜜。


よしと今日初めてのリンゴカレー。


家内は朝から支部に出かけた。


体験教室は家内にダメとされて普段の日にお願いする。


自分でまずはリンゴカレーの味見。


やはり最初の日はリンゴが解けないと知る。






父の家の玄関と勝手口は両方とも石の階段。


何度も登ったり、下りたりした。


下りは私でも横に降りた。


大正時代の作りでなかなか下りずらい。


杖を突く母ではダメだろう。


玄関は父が手すりを付けた。


後ろは私が造ろう。


母がそろそろ父の家に帰りたがっている。


この頃医者の帰りによっては少しずつ準備している。

介護、看護、訪問医療のお医者様とも準備を始めた。


一番の問題はこの階段と、


神楽坂との距離。


元気な母も私も妻も若い時は10分かからなかった。


今私は一時間である。


自分で時計を見てウソーという。


まあ、歩いたほうが体に良いのだから歩く決心をした。


母の好む料理は私しか作れない。


今は見るだけだったお料理に箸が付く。


嬉しかった。


母は味を見るだけが楽しみになった。