この一年私と母は、リンゴジュースを飲んだ。
この糖分はよいという昔からの仲間の経験である。
みんな甘いものがほしくなるとリンゴを丸ごとかじる。
昨日は、最後の一個が見つからない。
いつも半分を二人でジュースにしてきた。
母も胃がんの末期から、このジュースで甦る。
私は糖尿の最悪の状態から抜け出す。
みんなリンゴのお蔭である。
ない。
今日は諦めてお茶のジュースにした。
ところが母のところに行くと、
なんと今、昔の仲の良いボーイフレンドがリンゴを届けてくれたという。
見ると取れたての美味しそうなりんご。
ついリンゴの唄も口から出てしまう。
田舎で定年後は農業を、
本来はマスコミ関係の方。
家内と来年の茶会の準備に新宿に来る。
展示会がある。
なんと私がこのお店を教えてあげた茶道部の教頭先生と鉢合わせ。
やっと予算が取れて、お道具を求めに来たという。
喜んでもらえた。
私たちはいつものことで、夕飯をデパートで食べることにした。
この頃は手を抜くところもないといけないと、