土曜の日がお稽古の風炉も最後。


明日は茶会で、あとは炉を開きます。


それで風炉の最後の日に風炉二つに炭をいれました。


大板と五行棚、


初めてのことですが、まだ本当の火のついた炭でやっていない人のために頑張りました。


五行棚ではハードルの高い眉風炉。


灰型は、生徒さんに協力してもらい二文字押切です。


小振りなので楽に入りましたが、五徳が小さく生徒さんと炭を短く切りました。


やはり灰型を造り、そこに自分が選んだ、切った炭を入れて湯が沸くのを待つのはスリルがあります。


本番で火が消えることも、ままありますから。







後炭は先輩が挑戦です。


来季の春には、伝授を受けて立派な先生です。


春の伝授の方は、11月からそのお稽古です。


ほとんどの方が新しい方を教えられるように、復習します。


そして教え方も習うのです。




入ったばかりの生徒さんをお客様をしながら教えています。


明日は皆伝、今日は遠くから泊まり込みで来ています。


まったく頭が下がり、私のほうがいろいろ教えてもらいます。


教えるというのは、教えさせてもらうので、それで自分も勉強していき世界が広がるのです。




床の間に明日の名残の花も活けてもらいました。


軸は、一華五葉に開き 結果 自然になる 達磨大師のお言葉です。


わが道場も実りの秋と


皆さん嬉しそうです。


すべて終わると夜も更けていました。