現代では世界中炭でお稽古をするところはない。


皆さん電熱器。


今日は灰型をしてもらうつもりの生徒さんにパソコンの修理を頼んでしまう。




奥伝のお稽古が近づく生徒さんは基本のお稽古に夢中。


灰はこの次。




炭のベテランの生徒さんは風邪を引いてマスクで頑張る。


言えない、灰は無理。


今日はお薄を集中してもらう。


初めて使う茶碗が面白く楽しんでもらう。






炭も藤灰も用意ができた。


炭は引継ぎ茶会で使うものすべてである。


洗って乾燥させる。


約初炭二回、後炭一回分を用意した。




問題は灰。


ふるった灰を風炉に入れて、五徳という釜を載せる鉄の爪を真ん中にするのが難しい。


ど真ん中ではいけない、歪みを作らなければ柄杓がやりずらいのである。


















お稽古の道具をかたずけて、茶会で使う道具を置く。


なかなか、まだ先なのだが今から徐々に準備が必要なのである。


生徒さんによっては一生にこれで一回かもしれない。


精一杯の努力を私たちも惜しまない。


今はよくここまで頑張って、


覚えてくれて、


難しい稽古も一緒に励んでくれたと父親の嬉しい気持ちでいっぱいなのである。


毎週毎週コツコツお稽古する生徒さん、感動である!