飯田橋は変化にとんだ町だと思う。


大きなお濠があり、神田川にそそぐ。


写真のように今は神田川の上を高速が走る。


駅前は五本の広い道がクロスする五差路。


昔は何本もの都電の終点。


今は地下鉄がその代わりである。


私のマンションはこのすぐそば、なんと贅沢と思うがここで生まれたのだから自分では何とも複雑な気持ちである。


バスのバス停には昔からベンチがある。


8月も終わろうとするころは、真夜中バス停は川風に吹かれて涼しい。


ついツーステージぐらい歌ってしまう。


だがこのところ川風が無風でバス停も暑い。


あまり無理に唄わなくてもこの頃は良くなった。


目眩が治った。


歩くのもまっすぐ歩けて、今まで追い越されていた若者を追い越す勢いである。


気分は爽快なので唄の出番が少なくなった。