五月雨やあつめてはやし最上川


この時期は緑が鮮やか、さみどりである。


雨が程よく、田畑を潤し、草木も喜んでいる。





つい花見に浮かれてしまう。


桜も本来、


分解すると、さ 蔵 だそうだ。


さ は接頭語、意味は苗のまだ小さいものをいうそうである。


だから、江戸時代の人々はさ くらの蔵のお米が豊年満作になるか、


春の桜の花で占ったという、


早乙女もさが付く、田植えをする女性をいう。


さつきー植物でもある


兎に角お米の国日本である。


数えたことはないが限りはないだろう。


五月は鯉のぼり、端午の節句。


因んで、今日は棚を出した。


日本のお米ほど便利なものはないと、つくづく思う。


朝は重湯を作りながら、洗濯、お粥もできて、お米の良さを今にして思う。


5種類のジュースを作りながら、母の食事も作る。


今の朝の忙しさは、生まれて初めてである。


最近は一年以上たち、台所では左手が自在に動く。


これも茶道のお蔭と、面白いところで感謝である。


朝の食事は、飲んでしまえば簡単だが、今はできない。


順番が決められていて、時間も早すぎは胃腸を回復させないそうだ。


1時間の朝食は、つらい。


この頃は冬ソナで気分を立て直して、朝食である。


肝心の私が倒れては、母は生きられない。


妻もいる。


そしてかけがいのない、生徒さんたち。


まず、私の健康、今の健康が今日の元気。


何種類もの流動食の順番は永平寺の懐石の順番。


これが、今の回復の元なのである。


茶の湯を学んでおいて、本当に良かった。


これが侘び、健康で家族に囲まれて明るく過ごせればよいと師は教えてくれた。