女子医大の最先端生命医学研究所が大きく、広い敷地に出来るという。
もう予防医学なしには、対応しきれないそうだ。
研究は大学と大学の協力も大切という。
もちろん患者の臨床の体験だけでない、今は電子カルテも大事な大学の授業の中で使われる。
私の50年分のカルテも使いたいと言われて、
未来の子供たちのためになるならばと、主治医に承諾した。
時々学生さんがニコニコしながら私のやまずみのカルテを抱えて、卒論書きますと頭を下げていく。
嬉しい、あんな若い人がたくさん増えたらこの世から恐ろしい病もなくなると希望が出る。
いつもの中間地点の公園に着く。
ここは昔から歩いて、家元や父の家を通うお休み処。
だが、こんなに草花が一斉に咲いていたことはない。
山吹も露に打たれて元気に咲いていた。
記念碑の後ろに広がるのが、検校というお琴の最高の位を頂いた宮城道夫さんの住まい。
この春雨の中のそぞろな散歩も良いものだ。
久しぶりで、何かホッとし、大きな山も越えたと自分の人生に乾杯であった!