八畳の真ん中の二畳を囲い


待庵の雰囲気を作りました。


二畳は利休さんの究極のこれ以上小さくできない茶室。


本来は侘び茶の難しいものなのです。


呼吸も整えて、無駄な息を吐かないというのが禅の呼吸法で茶道は取り入れています。


心を整え、自分を鏡にを映します。


無心の境地に近づくための空間でした。







水差しは織部で、瀬戸の山口定鉄さんの作です。


半筒の萩の茶碗は、京都の川合瑞鳳さんの作。


お稽古にはもったいないですが、お稽古道具ばかりでは目が開かないので茶会用のものを使う時もあります。


私はそれが本来の茶の湯と思うのです。



























二畳の空間には、やはり二人が良いのでしょう。


利休と秀吉は、なんといっても最高の茶道の師と弟子。


仲が良いから、待庵でお茶ができたと思います。












誰もが隅炉は考えられませんでした。


私の社中でも、隅炉は今年初めてです。


今日から隅炉の逆勝手に挑戦していますが、


教える私が、難しいと毎日工夫の連続です。


そういうわけでまだ隅炉の逆勝手のスライドショーへいけません。