今日の行台子の方は、お薄の行も続けてお稽古してもらう。
濃茶ではしても、皆さんお薄は初めて、
これが次への、真台子へと続く大事なステップになる。
形式的には、500年の茶道の歴史的な流れに乗るのである。
これから古典中の古典を春から秋へと伝授されていく方々、いよいよお稽古も佳境に入る。
上級者には、新しい課題もある。
すべてのお点前は、何か急なことがあれば、すぐに省略の手を考えられて、対応されなければならない。
濃茶から、すぐに薄茶になるという続き薄茶がそうである。
これは事情がない限りは、しない。
ただ、冬の夜咄の茶事、盛夏の朝茶は例外である。
今週は二服点でやりましたが、時間がかかり、皆さんややこしいようでした。
これは、脚下照顧という禅の教えを体得しないと難しいようです。
お花も、立花に挑戦する生徒さんがいて、頑張ってました。
生徒さんによっては、余裕が出来て、来年の初釜に炭を挑戦してくれるという方も現れました。
春は伝授もありますが、すぐに炉の炭のお稽古も始めようという事になりました。
去年も、炭の彼は今頃からお稽古、炉も風炉の炭も11月には準備完了でした。
両方の灰型も覚えてくれたのには感動でした!