茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

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どうも、牡蠣のシーズンは困る。


教室の目の前にあるヱビスバーがカキフライの定食をランチサービスしてくれる。


毎日のようにこの時期は入ってしまう。


今日も、教室の玄関が見えるテーブルに陣取り、妻には内緒で油とたっぷりのソースで食べ始めた。


半分も食べない頃、なんといつもなら遅く来る生徒さんが教室に入った。


大急ぎで食べようとしたが、熱くて無理、生徒さんの携帯に電話して、少し時間をもらう。


ビールが飲みたかったが、嵐で誰も来ないと思っていた感が外れた。


そう、明日は伝授の披露茶会である、皆さん来た。


ヱビスは30年以上株主であるが、まだその売りの黒ビールを呑んでないのである。


そういう訳で、どしても目の前のビヤホールにお酒も飲まないのに入ってしまう。



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お茶室はすっかり準備が終わり、生徒さんたちが明日の為に最後の自習をしていた。


難しい長緒の真の結び。


私も加わり、研究会になった。


これは、暮れの映画、利休にたずねよでも出てくるよと教えてあげた。


最近は真の結び方も、本にしてしまったので困っていると正直に言う。


本に何通りもの結び方があると書かれては先生は教えずらい。


歴史的にも本来の意味を説明して終わりのした。


生徒さんは徹底的に自分の手で何度もして、納得してくれた。

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お軸は、本来無一物 いづくのところに塵埃を払わん という達磨大師の教えが南方と北方に分かれた有名な一行です。


しばらくぶりで、このテーマにしました。


無一物は、師がそれから無一庵を号したので、この軸の後は師の軸で炉開きを祝おうと思っています。


ちなみに、私の号は師から無賃庵という名前を頂きました。


無賃庵という茶室は、牛込にあります。


下座床の6畳で、本籍は本床で八畳ですが、大正時代の建築であります。


今でも、勉強にその下座どこに行きます。


昔の士官の家は、勉強になります。


すべて茶室の造りなのです。