今日は、お道具を中置にしていて、なんとなく備前尽しになってしまう。
還暦も過ぎた私、そろそろ備前を自由に使ってみたかった。
昔から、備前はいろいろな種類を集めてきた。
中には代々の宝物もある。
水指に使っている、備前の種壺。
もう古すぎて年代も分からない。
茶会で使ってから、初めて出した。
五行棚にどうかと思ったが、五行棚だからやりたかった。
すべて私の我儘である。
念願の備前尽くしは濃茶で始まり、三人の生徒さんが侘び茶の神髄を分かってくれた。
茶碗は、我が家に伝わる備前の小西陶古さんの釜のかなり昔の作品。
岡山まで出向き、窯元を訪ねるともうこの手の作品は造れないという。
その時代の名人の作。
お爺さんの作という青年の茶入れをお土産に求めた。
茶碗が胡麻窯変。
茶入れは窯変である。
本当は、風炉も備前のすり鉢を使いたかったが、止めた。
まあ、兎に角念願の取り合わせが出来て、皆さんに備前を楽しんでもらえてよかった。







