今年は、ちょうどお彼岸に立花が献花出来た。
家内の力作である。
新しい家元の立花のかたちだという。
本来、流儀花はお茶の床の間にはいけないというが、今日は特別格を破る。
軸もそのままで、横ものにかえない。
父の形見の盆石も動座させない。
あるがままに、三つ飾にした。
香炉は、真ん中だが今日は立花に譲り、右の上座である。
このような座敷飾りは、能阿弥によって完成された。
18畳の広間がその当時は基本であったから、床の間ももっと広い。
違い棚もあり、その都度飾り方はいろいろである。
仲秋の名月、軸もそれにちなんでいる。
今年は40周年という特別な年、お彼岸に初めて香炉に伽羅を焚いた。
伽羅は生まれて初めてであった。
お彼岸の明日は、お墓参りに行くつもりである。
母が行けないので、なおさら行かなくてはならない。
上級の生徒さんは、茶通箱を長板でしてくれた。
後輩の生徒さんも、濃茶で追いかける。
最後に、家内と明日明後日がお休みなので、立花をロビーに出した。
やはり、これだけ大きいと広い空間がよいと二人で感心した。
明日は、電車で行くつもりであるが、体が揺れているのでちょっと心配。
今日は、頭を氷で冷やし、早く寝よう。
代参も、なかなか大変である!