昨日スーパーで買った栗ご飯の素はどうも栗が淋しい。
去年の暮れから、母が寝たきりで毎日食事を朝、昼、晩と運んでいる。
流石に、もうレパートリーがない。
母はマンネリ化した食事に文句も言わないが、飽きているのが解かる。
良しと、いつもの逆を思い付いた。
母の得意な炊き込みご飯を私が作ろうと!
今日は昨日の松茸ご飯の失敗を取り戻すべく、たくさんの新鮮な栗を買ってきた。
栗は鍋に水に漬けて、そのまま置くという。
母に聞いたのである。
栗のゆで方は初めてである。
母に怒られた、3時間以上水に漬けておくのだという。
兎に角火をつけてしまい、お湯も沸騰してきたので、そのまま茹でる。
一時間以上という、大きさと栗をみないとそれ以上言えないとの返事。
タイムリミットー夜の8時には母は寝てしまう。
明日の朝は、母はいつも5時に起きる。
栗は鍋のままで、火を消したら一日煮汁の付けておきなさいと言い寝てしまう。
兎に角、栗は茹であがった、
どうも今一の茹で具合であるが、丹波の栗は美味しい。
明日は、これで皮がよく剥けて、味がよくなっているのだそうだ。
追加
いやー、見れば見るほど今年の栗はよい。
お米もよいらしい。
我が家は、栗のゆでたのを半分の残し、後はご飯と炊いた。
ちょっと贅沢な栗ご飯だが、母のことを思えば、贅沢なものは何もない。
今この実りを母に食べさせたい、急いでお弁当に詰めて教室に急ぐ!
温かいうちに、味を見てもらう。
初めての栗ご飯である、私は味を見てない。