今日は、夏野菜を食べようと思った。
もう冷蔵庫のなかにも限界。
あちこち傷んだ野菜は、50年前に小学校の家庭科で習ったサラダの作り方がよいと考えた。
キャベツもレタスも、手で千切るのである。
先生はそれが美味しくなるのだと、あまり包丁は使わず作る。
50年このサラダは作らなかった。
野々村先生との思い出のサラダ。
小学4年間の担任をしてくれた。
このサラダは、先生に授業で初めて誉められた
私の独創。
卵焼きは大好きで家ではいつも作る。
親友は、なんとカツどんを作る。
すごい美味しい。
自慢げに、父親の出汁を盗んで使ったという。
みんなが笑った。
彼の父親は、日本料理では名人で、マッカーサーがロスに連れて帰ったほどなのだ。
彼も父親を追って、ロスに渡り、市長の通訳にまで出世した。
すべて、出汁一つである。
ちなみに、私のサラダの味付けは、塩少々、胡椒だけ、素材の味を生かしたサラダである。