涼しくなって、ギャラリーは展示会が続く。
暑い夏は流石にイベントはなかった。
私はせっせと植木の水やりをしていた。
今年はどうも、お年寄りに大変な年になった。
母も大変だったが、今度は姉二人のご主人が年寄りの病で家を空けられないという。
いよいよ来たかと、ギャラリーに近いのは家内と私。
姉たちが出来ない時は、手伝ってきたが今度は手伝いではすまなくなった。
今日搬入の方は、女性カメラマン。
カメラはライカ。
モノトーンの白黒しか撮らないという。
お手伝いしながら、大いに気が合った。
懐かしい現像の話などする。
今時、アナログで写真を、白黒で撮り、現像するというのは考えられない。
だが、これが写真の世界では楽しいのである。
露出からシャッタースピードまで自分で計算。
ピンとレンズ選び、写真はレンズで全然変わる。
私が愛用したのは、85ミリの近接用のレンズ。
花や虫がきれいに撮れた。
小さいギャラリー2であるが、もう見れない写真たちである。
週末は神楽坂の坂下、ゲームセンターの横を入る袋小路の奥で開催している。