茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

母は去年の暮に駅で倒れて骨折、寝たきりになった。


とっくに80は過ぎている。


これでもうダメだろうと思うが、母を励まし頑張った。


3か月は骨折の痛みに堪えかね、痛み止めを飲み過ぎて繊毛状態にもなったが、母の希望で病院には入院させなかった。


春を過ぎて、そこしよくなったらまた転んだ。


案の定骨は骨折。



8か月たって、今日は整形の先生の指示で歩くリハビリを始める。


車椅子は使わず、杖もない。


家から200メートル先のお菓子屋さんまで歩いてもらう。


もちろん、私が手を差し伸べたが、母は一年ぶりに歩けたことで大喜び!


糖尿の主治医は、私の毎日の献立がよく、母の回復に役立っていると誉めてくれたという。


私の一番の苦労は、母の癌細胞をやっつける、自然食品を見つけること。


5センチの胃がんは、母の命を数か月に縮めると医者は言うが、信用しない。


飲み物、食べるもので撃退は出来なくとも進行は遅らせる。


茶道の本来の懐石、薬膳の知識を生かすことが母が一日でも明るく元気に、前向きに生きてくれる希望である。


それが本当の茶の湯の奥義。


人の命を生かすことなのだ。