後楽園は、私の街のお隣。
子供の時分から、アイススケートやローラースケートに遊んだ。
私は、自分が子供のくせに遊園地は幼いと行ったことだなかった。
上はドームホテルのロビーにある平山郁夫の天女の絵のコピーである。
昔は、このあたりがアイスリンク、仲間と踊るような滑りをしていた。
毎日、神楽坂からタクシーで行く、よく父兄に見つかって先生に言いつけられた。
毎日滑るからみんな上手であった。
スピード、フィギア、ホッケーとみんな特徴のあるマイシューズを持ち、怒られても怒られてもタクシーで行く。
家内にその当時見つかったら、みんな大目玉。
2丁目では、家内は恐ろしい存在であったが、私はよく助けてもらう。
今では電車どころか、お隣の遊園地には歩いていくのが当たり前。
家内が歩いているところは、昔の球場。
長嶋、王さんを応援した場所。
高校2年の時は、後楽園球場でのビリーグラハムというアメリカ大統領推薦の宣教師の講演会に行った。
そこで、説教に感動して親友とクリスチャンになった。
そんな思い出もある遊園地なのである。
今はライトアップされて美しい、今日は野球で興奮した応援が聞こえる。
観覧車の反対側にドームホテルがある。
それぞれに素晴らしい眺めである。
家内が女性だけの割引を見つけてしまう。
今日は神戸元町のドリアを味わう。
いや、美味しかったし、それでいて安かった。
その分家内は、レデイスデーとか割安のバーゲン、大いにショッピングを楽しんだ。
帰りは、裏道で散歩しながら帰ってきた。
今日は、本番のリハーサルと家内はいう、恐れ入った!
本番は海の上、大変なことになってしまった?
これ以上、揺れたらどうしよう。
ここ、お稽古をしてない日が続き、大いに揺れている。
メニエールは、目まいと耳鳴り。
前後左右上下に揺れる時が、私は5年に一度あるか?
予防薬を呑んでいれば、大丈夫だし、雨に唄えば治る。
この頃お稽古がないからと唄もサボっていた。
これがいけない、唄は心の癒し、茶の湯は明日への活力であった。
長く続けてくると、大事な基本を忘れる、恥ずかしいことであった。