ブログを始めてから、7年。
毎年の夏の記念日の記録があるので嬉しい。
いつも1週間の夏休みは、前半はお茶の二人のお稽古である。
そして10月までのお稽古の予定を計画する。
今年は、これが結婚40周年のお祝いでなかなか思うようにいかない。
いつもとは違う記念日にしようという事になったが、私の持病でなかなか遠くに行けない。
結局、船が好きなので東京湾一周クルーズに落ち着いた。
パリ1週間の予定が、やはりしょぱんの事情を考えるとこうなってしまう。
まあ、金婚式まで長生きしてもらい、その時に頑張ろう!
母と父の金婚式は、私たちの銀婚式と重なった。
思いっきり贅沢に遠くに行ったが、まだこの時は目まいもなく長旅に堪えた。
博多にジェットで飛び、屋久島から山口の萩、津和野、出雲大社にお礼参り。
松江からジェットで羽田であった。
海外旅行以上の費用が当時はかかった。
金婚式は、それほど大切なのである。
金婚式に私たちは父たちのような元気があるだろうか?
いや、父たちをお手本に頑張ろう。
父は80を過ぎても、毎朝5時に起きて盆栽の松の手入れをしないと食事をしなかった。
もちろん、妻が結婚しても来るまで父を迎えに行く。
車のなかの往復は2時間、父は詩吟の家元、張風流の宗家なので毎日時間があれば詩吟を吟じる。
車のなかでも、旅行先の大浴場でもである。
神楽坂につくと、患者さんを診るより、詩吟を教えている方が多かった。
これからの10年は、父夫婦をお手本に穏やかな、のんびりした、教え方にしようと思う。
そして、この次の金婚式には、マルセーユまで船で、夢は捨てない!