早々と今年は七夕の竹を予約した。
三回の七夕が教室で終わった。
今年は四回目、本来は七夕は神様のお祭り、茶道の宗家はきっこう殿という七夕の飾りをする。
床の間の左右に竹を立て、真ん中に御供物をあげるのである。
今まで、わたしの教室では庶民的な七夕の飾りである。
皆さんと童心に返り、願い事を書いて、笹に結ぶ。
初めは新鮮でよいが、2回目3回目になると皆さん義務的でもある。
本来の五節句は日本の季節感のあるお祭りである。
様々な伝説もあるが、最近七夕に凝っている。
今年もしようかどうかと迷っていたら、家内が七夕用の水指をプレゼントしてくれた。
これは、もうやらねばなるまいと、いつもの年より今年はお目出度いことが続くのだ。
いっそう、神様にお願い事がたくさんある。
二回目からは、なかなか笹が一週間もってくれない、枯れてしまう。
そこで、二回目から工夫して竹の水揚げをして、古備前の壺に七夕の竹の生け花になった。
去年は葉蓋の葉が手に入らず、神事なので榊の葉でしたが難しかった。
毎年七日には、大神宮に笹を納めてきた。
神主さんが祝詞を上げて、願いを神様にお願いしてくれる。
東京では七夕では最高のスポットになっている。
そんな訳で、昨日から過去3年にどんな七夕をしたか研究である。
先ずは、記憶がないので写真で振り返った。
画像で振り返るのは、楽しかったし、よくわかった。
3回続けたが、それぞれ違う。
七夕を葉蓋でしたのもあった、葉の梶の葉が教室のそばにあったからだ。
その梶の木が工事で無くなり、茶箱が早くなったようだ。
さて今年は、葉蓋の水指があるので葉蓋をするのだが、もう一月は梶の葉を探しているが見つからない。
今日は夕方の散歩で、やっと芙蓉の葉と青桐の葉を見つけた。
大きさもあと一週間でちょうど良くなる。
七月は、お祭り。
七夕の前に、母校で四日の夜はパリ祭を楽しむ。
お盆は、みたま祭。
そして、神楽坂のホウズキ市では老舗の店の屋台が沢山出て美味しいものが食べられる。
末は、クライマックス神楽坂の阿波踊りである。
なんだか子供に帰って夏休み。
でもお稽古も茶箱の季節、新しい生徒さんが茶箱に入る。
私は今年は、自分では月を頑張ってお稽古しようと思う。
若い時、3回の全身麻酔の手術で膝の関節を直した時のリハビリは、布団の上での茶箱で月を何度も何度もして、英気を養い。
鬱になる術後の回復期を乗り切った。
茶箱はそれで自分にも、健康を維持するのにはなくてはならないものになったのである。