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重茶碗は、お正月の初釜でよくします。


沢山のお客様の時に二つの茶碗で濃茶を練るのです。


上の写真は上級者の方が、初釜の濃茶の練る練習をしているところです。


お点前も気を引き締め、茶碗のお抹茶を練ります。


このお茶碗は、嶋台といい内側が金と銀に塗られています。


昔、本来はこの器はお正月のお供えを載せ、床の間に置いたものだったそうです。


そののちお供えは三方に、二つの茶碗は重なるというお目出度さからもお正月の茶碗に使われました。


だいたい、二つの茶碗で上手な茶人なら20人分はお濃茶を練るでしょう。


でも、この二碗の濃茶は体力も、気力もいつもの倍以上必要なのです。


練ることは湯相をどう整えるか、風炉と炉ではまったく違います。


順番は、以下基本です。


言葉に出来ないところは、ご自分の体験が一番良い学習です。


何度も練っては、濃茶を飲んでみてください。

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茶道口の正面に茶碗を二個重ねて置き、襖を開けます。

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両手で左勝手付に重ねた茶碗を置いて、茶入れを水指の右に移動します。


茶碗を最初は両手で、左手前で持ち、右左真横で置き合わせします。


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建水を持って入ります。


棚が桑小卓ですので、建水は平建水、今日は蓋置は一冠人。


水指は、オランダ写しの細いものの代わりに初めて中置の水差しを使ってみました。

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柄杓を持ち上げて、蓋置だけ先にとります。

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蓋置を横にして、火を枕に置きます。

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お仕服は右手で天板の左手前に置きます。

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まずは最初のお濃茶、いつも通りに

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抹茶は、すべてかき出し、最初の茶碗では回しだしはしません。

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水が入りました。


この湯相で二服のお濃茶を練ります。


緊張の一瞬、私も随分初釜で練りましたが、両方の濃茶が上手くいくというのはまれでした。


三つ重ねという、濃茶を三服のものもやりましたが、クタクタになり、魂が抜けたようになりました。




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正客に亭主は、お服加減のご挨拶をします。


あまり濃すぎると薄めて練り直しがあります。


結構と聞いたら、亭主はもう一つの茶碗を左手で取り、膝前に


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ただお湯を入れて、それを捨て茶巾でいつものように清めます。

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お抹茶を人数分入れ、残ったお茶も回し出してすべて入れます。


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二服目のお茶の服加減を聞き、安心して水を入れます。


湯はまた変わりました。

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正客がこの時に、お茶銘、お詰めなどを訊きます。


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お茶碗帰り、総礼。


意味は、お客様はご馳走様、亭主はお粗末様という気持ちを無言で挨拶するのです。


つまり全員がお辞儀をするので総礼と覚えてもよろしいのです。


亭主は、湯で茶碗の汚れを取り、お湯を捨てて、今度は正客だけにお仕舞いたしますと丁寧にことわります。

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いつものように、茶筅清め茶杓も拭きますが、中仕舞いにはなりません。


棚ですが、重茶碗にはお分かりのように茶碗がもう一つあります。


その場所を空けておかないといけないからです。


このように広間で棚でも、中仕舞が出来ないものがたくさんあります。


これから、しばらくそのお稽古もします。

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左手で二碗目のお湯を捨てると、そのまま建水のうえに置き、建水をその手で下げます。

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建水は平建水で、蓋置を置き、そこに柄杓を上向きに置きます。


平建水独特の置き方です。

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柄杓を裏に向けて飾り出したのは、8代一灯お家元からだそうです。


それ以来皆さんよく落とすので困ります。

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本勝手と逆勝手が重なると、茶道口は一つなので、今年は大変でした。


ご協力ありがとうございました。


重茶碗は、二服点の基本ですので、特に風炉でお稽古しておけば安心です。


頑張ってみてください。


なにか分からないことがあれば、なんでもお訊ね下さい。