今日は、私は生徒さんはいないが自分のお稽古をしようと出かけようとすると、家内がお花の生徒さんで今月からお茶を始めた人が個人レッスンに来るという。
ビルゲイツの会社で滅茶苦茶忙しいらしい、兎に角時間が開くと家内に指名が入る。
夕方というので、それまでには自分のお稽古は終わるだろうと、外堀と駅の周りの桜を見に行った。
何度も言うが、満開である。
お堀の中にある昔はボート屋さんだったのが、今はレストランに、大きく長くお堀に店を広げて、恋人たちのスポットとして有名になったカナルカフェは桜の時期が一番、たくさんの人が並ぶ。今は通りにテールームを新しく作り、手作りのケーキも出す。
一つはビジネス。
もう一つは住まいのマンションというが、みるみる高くなっていくので一体一体何階になるのかと毎日見上げている。
飯田橋は、飯田堀に出来た甲武線の駅であった。
江戸城の牛込見附に出来た駅。
大きくカーブしていて、子供の時から小学校では駅に行く前の注意は、電車とホームの間に落ちないようにと練習までさせられた。
江戸時代でも、飯田橋の堀は隅田川に入る小舟の終点。
桜の間のトンネルの出口あたりが、神田川からの船着き場であった。
そばには延命地蔵があり、今でも駅ビルの公園の中に保存されている。
お地蔵のそばには、茶店があり、今は神楽坂の入り口に移り繁盛している。
大失敗、釣釜で台子は揺れてしまう。
時間がないから、省略でしたが、揺れる釜は180度も周り困った。
お点前は、一か月の休みをおいたせいか、正確に教え方も研究しながらできたので、これで良しと納得がいった。
釜は本来は真のかまである。
今日は、難しく長い奥秘でも、いつもと違い歩くのも座るのも正式に出来た。
目まいも耳鳴りもなくなり、よくなっているようだ。
その上、タバコも止めた。
たくさん飲み、食べるようになった。
今日は、10年前に家内が買ってくれていた運動靴。
新品を下した、履いてみたらちょうどである。
さあ!
身体がよくなって、次は鍛えようと新品の靴を履いて、走り出した。
向かうは千鳥ヶ淵。
短距離しか知らない。
200メートルづつ休んでいったが、
いきなりは無理であった。
半分行ったところで、これもよしよしと自分を誉めて、夜桜を見ながら帰ってきた。