家内は、三姉妹!
一族では、この三姉妹を敵に回したら生きていけないと、結婚したころ騒いでいた。
なにしろ、三人の絆はチェーホフの三姉妹以上と思っている。
長女は英語と油絵で賞をとり成功した。
次女の姉は、三度の結婚はしたがその都度グレードを上げて、今は旦那さんは特許で暮らす、リッチな生活をしている。
三人は、東京大空襲のころ田舎に疎開した、疎開っこなので絆は余計強いのだろう。
私は結婚のときは二人に応援してもらった。
大いに弟として認められ、可愛がってもらった。
別荘の招待やら、音楽会の誘い。
クリスマスは、パーティーを開いてくれ、三姉妹が集まり賑やかな夕食会。
桜の園か、細雪かといつも幸せな自分を感じた。
だが、姉たちへのお返しは一言では言い尽くせない。
姉の個展は20年以上写真を撮り、搬入搬出を手伝う。
姉たちが引っ越しがあれば、全面的にお手伝い。
今でも新しいギャラリー1,2ではいろいろお手伝いをしている。
姉たちのお蔭で、私は結婚反対の一族を押し切って結婚できた。
これぐらいのことは、金銭抜きで朝飯前なのである。
三人の姉は、若い時からもう凄い美人であった。
残念なのは、三姉妹には娘が一人という淋しさである。
一人で三人分生きているような生活をしている。
ファッションモデルを卒業したら、カメラマンコマーシャルを作るために世界を飛び回っている。
家内には、生徒さんが子供、いやもう孫兎に角時間も曜日も関係なく一生懸命教えている。
この頃は、初心者を日曜に集めて特訓。
その元気には頭が下がる。
私は最近は、日曜はお休み!
週に一日は休む。
楽しいこともやり過ぎはいけない。
63である。
そろそろ、養生を心掛けた茶道も目指そうと思う。
茶の湯は養生の仙薬、長生きの秘訣でもなければいけないと最近思う。
長生きして、姉たちもフォローしていくのが私の運命なのだろう!
今日は家内はたくさん桃の花が活けられて生き生きしていた。
桃の花はやはり女の子の最高のお祝いなのだと思う。
追伸
三姉妹が、それぞれ人生のお祝いの年に今年はなったそうだ。
姉たちは、明日ささやかなお祝いをするという。
長女の家で手創りのお料理での内祝いという。
家内に手紙が来ていた。
家内が今年の夏で70、古希というお祝いの年。
そう、結婚が30だから、結婚も夏で40周年。
金婚式は、待てない何かこちらの方もしようと考えている。
次女の姉が、77歳で喜寿というお祝い。
これからでも、4度目の結婚をする元気があるという。
兎に角見た目では、50代とてもその年には見えない。
姉たちには、この記事は内緒にしなくては、長女の姉が80になり、傘壽。
八と十と八を続けけて書くと傘なのである。
そろそろ、人の傘になれとの意味らしい。
兎に角、元気で長生きするように、歳をとると節目節目にお祝いがあるのである。
それにしても、三姉妹はすごい、並んでお祝いである。
みんな白寿まで、仲良く助け合って頑張るだろう!