今日から通常どうりにお稽古が始まる。
8月6日 広島の日 皆さんと亡くなった方々の冥福を祈りながらの一服。
私も1週間ぶりにお抹茶を頂く。
いつも飲んでいるお茶なのに、味がまるで違う。
どんな高級なお抹茶より美味しかった。
本来、お茶は美味しいまずいは言えないのであるが、しばらく飲まないと味の感覚も変わるという事を知る。
今日は、広島の話になってしまう。
人類の中で、なんで日本だけが2度も、落とされたのか、私にもいまだに解けない疑問である。
その日本が、大震災の後遺症の放射能で苦しむ。
これほどの文明が栄えても、人類はいつまでも誤りを正せない。
半減期が長いものは、我々の手に負えない。
リメンバー長崎、広島。
そんな原子力はいらないというのが、学生時代からの持論である。
日本は火山国、地熱発電は動き出した。
来年には、少しだが電気が得られるという。
新潟の沖合には、エネルギー資源が大量に発見された。
未来は、明るい。
経済がよくなくても、今は我慢だと思う。
北国の人々のことを思えば、不景気なんかどうでもよい。
子供たちが、元気なことが一番の救いである。
子供たちの未来は我々の夢である。
追伸
学生の時に母と二人で、夜行列車で広島にお参りに行く。
母が、広島の原爆ドームを見たいと言ったので、ただそれだけに行く。
私も実物を見たのは初めて。
すごいショックを受けた。
姉の友達の実家が、そこからそばのお店であった。
家族は後遺症と戦ってきた。
原爆は、放射能はその時が終わりではない。
それから、果てしなく長い年月を闘病と戦う。
お参りをして、見物にはどこも行かないで、姉の友達の家にお見舞いに寄りそのまま夜行列車で帰ってきた。
それでもドームを見れたことに感動していた。
若いころは、過激派ではないが、反戦かだった。
茶道もその意味で、一生懸命。
雅な茶会には、興味がなかった。
自分と向き合う、茶道でいつかそれが平和につながるという信念で、茶を立ててきた。
