おうち探しの旅 資金繰り編② | 1億円の家を買うお話

1億円の家を買うお話

何を血迷ったのか1億円の家を買うことにした30代前半夫婦のお話です。

土地の購入契約はすんなりと済んだので、その後はひたすらHMを巡る土日を過ごしていたがそちらはまた別途書こうかと思う。

 

時系列はめちゃくちゃだが、HMを決定し、一旦契約を結んだ段階でようやくローンの本審査を受けることとなる。

もともと、事前審査にて伝えられていた上限ははみ出さないように上物についての検討を進めていたのに加え、銀行勤めの友人からも鯖トラ雉白の属性であれば過去のブラックなければまず落ちない、と太鼓判をもらっていたこともあり9割9分審査は通ると考えていた。

 

そのため、ローンを組むに当たっての課題はその組み方をどうするか、ということであった。

まず何より優先する事項として、住宅ローン控除を互いに受けることができるという点を考えた。

基本的に、どちらかがどちらかの扶養に入ることは想定しておらず、公務員である数少ない利点の一つとしては産休育休後の復帰予見可能性が非常に高い。

そのため、互いに同額のペアローンを組み、控除を最大限に活かすことができれば、総額として数百万単位の控除を受けることができる。

この有無は非常に大きいため、ローンを組むに当たってはかなりしつこく適用有無を確認した。

 

こだわりはこのくらいで、あとは保険をつけるとこんなサポートがあるが金利が上がりますという話をいくつか聞き、基本的には別途の保険で賄うので金利低い方がいいなと思いつつ、いくつかオプション的なものをつけ、最終的には0.42%くらいの金利とした。

 

ローンの仕上がりとしては

借り入れ金額:1.1億

  返済期間:39年11ヶ月

    金利:0.42%(変動)

と言った具合である。

 

ここでようやくイメージに過ぎなかった総費用+支払いの計画が現実的な形となって見えてくる。

ローンの本審査に当たっては、費用の上振れも見越し、最大1.1億の借り入れとしているが、ここから、単純に計算をすると、月々の支払いは大体25万となる。

その上で、ボーナスでの追加払いを考慮するとボーナス年間60万、月々支払い21万くらいが想定となる。

 

リスクケースとしては、変動である金利が上昇することであるが、他方で給与についてはほぼ、というか確実に上昇が見込まれていくため(そもそもとして上昇するが、金利が上がれば基本的にはそれも要因となって上昇するので)、その点のバランスはトントンなのかなと思う。

 

こうして、ふわふわとした資金計画についてはかなり具体的な数値感覚を持って着地させることができたかなと振り返る。