気になる存在との恋の駆け引き 4 | 志茂の妄想部屋。

気になる存在との恋の駆け引き 4

こんばんわでごじゃりまする。。

久々の小説うpです!

最近、萌えが少なくなってきてます。

BL以外で萌えを感じることが少ないんだけど、

最近動物を見て萌えを感じるようになってしまた・・・(-"-;A

動物愛護か・・・そこまで疲れてるんだな、うん・・・。


でも、年末はDEENのLIVEを2回観にいくから、癒されるかな??

それに、冬コミもあるしッ!!o(^▽^)o


短いですが、どうぞ読んでやったくださいな。。





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包帯の巻き方を伝授してもらった後、家に送ってもらった。
先生の横にいた時はすごい嬉しかった。でも、降りたら嬉しい気持ちなんて嬉しい気持ちなんて
どこかへ行ってしまった。

(もうちょっと一緒に居たいな・・・)

しかも、今日は、本当に先生にお世話になりっぱなしで、
何かお礼をしないと気がすまなくなった。だから、言ってみたんだ。

「先生、ちょっと家に上がりませんか?」

先生がびっくりした顔になった。やっぱり、びっくりするよね・・・。

「い、嫌ならいいです。ごめんなさい、変な事言ってっ!」
「あ、いや。私は構わないけど、本当にいいのかい?お邪魔しちゃって・・・」
「はい、大丈夫です。朝から先生にお世話になりっぱなしなので、せめてお茶でも飲んでいってください」
「では、お言葉に甘えようかな」

そう言うと先生は車から降りてくれた。
家に招き入れると、僕は先生をリビングに案内し、バタバタとキッチンへと入り、
ティーセットを持ってリビングに戻ると、先生が「キレイにしてるんだね」って聞いてきた。

「家事の一切は僕の役割なんです。でも今じゃ、趣味みたいになってるんですけどね」

ちょっとした質問が何だかくすぐったくて、つい頬が緩んでしまう。

「あ、笑った」

言われてパッと顔を手で押さえてしまう。その反動でカップが倒れ、紅茶が零れてしまった。
間一髪で塗れなかったが、床には紅茶が広がってしまった。

「大丈夫かい?悪かったね、僕が余計なことを言ったばかりに・・・」

近場にあったティッシュで床を拭きながら、先生が謝ってきた。

「いえ、ギリギリで大丈夫だったんで気にしないでください」
「しかし、私のせいでまた火傷が増えることろだったんだよ?」

申し訳なさそうに先生がもう一度頭を下げる。
ここまでされては、どうにもできない。僕は、ただオロオロするだけしかできなない。
その時、玄関がガチャッと開く音が聞こえた。

「あれ?兄ちゃん帰ってるの~?」

トタトタと足音がリビングに近づき、「ただいま」の声が聞こえたと同時にドアが開いた。

「あれ、お客さん?」

先生に気付き、僕に聞いてくる。
僕が紹介するより早く、「初めまして」と先生が頼に挨拶をし、自己紹介をする。

「私は、桐杜学園高等部の保健医をしている佐倉遊佐と言います」

深々と先生は頼に会釈をする。それにつられ頼も先生にお辞儀をする。

「弟の頼です。それで、何で先生がウチに?」
「実は今日、昼食中に朝君が火傷をしてしまってね。一応、応急処置をしたんたが、
よく診てもらおうとついさっき私が付き添って病院に行ってきたんだよ。
大したことはないんだけど、当分水を使った仕事は控えるように注意してくれないかい?
でないと、また傷口が酷くなってしまうから」

「分かりました、気をつけます。わざわざ送っていただいて、ありがとうございます」

頼は先生にお礼をすると、僕に視線を向けた。

「何やってるんだよ。たださえボーっとしてるんだから、人一倍気を付けないとダメだって言ってるじゃん」
「ごめん・・」

ここまで言われたら、さすがに頭が上がらない。情けないなぁ・・・。

「弟さんも来た事だし、私はもう帰りますね」

安心した表情を見せ、先生がリビングを出て行く。慌ててそれを追う僕。

「先生、今日は本当にありがとうございます。結局お茶も出せなくてたいしたお構いもしないで・・・」
「そんなことはないよ。真島君の気持ちはちゃんと受け取ったから。それじゃ、また学校で」

そう言い笑って、先生は出て行った。
玄関に残された僕は、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちが交差して何とも言えない気分になっている。

「カッコイイ先生じゃん、佐倉先生。しかも、いい人っぽそうだし」
「そうなんだよ。佐倉先生、教師の中では一番カッコイイんだよ。女子の中じゃファンクラブ作った人たちもいるみたいだしっ。でも今日は、先生に迷惑をかけてばかりで申し訳なくてさぁ」

ハァとため息をつくと、頼は慰めてくれた。

「そんなことないって。保健医なんだろ?当たり前だよ、そんなこと。兄ちゃんがそんなこと考え込むことないって」

分かってはいるんだけど、そう言われると心なしかちょっと傷つく。まぁ、頼は知らないから仕方ないんだけどね・・。

「それより、大体何日ぐらいでその火傷治るの?」
「一週間か早くて五日だって」
「そうなんだ。それじゃ、今日から一週間兄ちゃんは何もしちゃダメだかんなっ」
「え、でも、僕がしないと誰が夕飯作ったり、お弁当作ったりするの?それに洗濯とお風呂洗い・・」

言い出したらキリが無いくらい仕事はある。それを僕がしないっていうなら、誰がするんだ?
頼は、洗濯なんてしたことないし、ましてや料理なんか一度もしたことがない。
日和は、料理は作るけど味に保障できない、でも掃除は出来る方。
そんな二人に何を任せるっていうんだ?


「俺たちで何とかするしかないだろ?あからさまに嫌な顔してさ、少しへこむんだけど・・・」

項垂れるとさすがに困る。僕は頼に弱いのだ。

「ごめん、分かったよ。頼たちにまかせるからっ!でも、日和には包丁持たせないでね」

それだけ言うと僕は、飲まずじまいの紅茶を下げ部屋へと戻った。包帯が解けないように慎重に制服を脱ぎ、頑張ってフリースのトレーナーに着替える。たった一枚着替えるだけで、いつもより時間が掛かって大変だ。これから、一週間無事に過ごせるか不安だけど、学校に行けば先生にも毎日会えるし何とかなるかな?
なんて安易な考えをしていた僕は、これから痛い目に合うなんて思いもしなかった。






                                         -続く-