淳也が居た部屋
淳也とキスしたリビング
淳也に抱きしめられた廊下
もう何処にも淳也は居なくって・・
淳也、新しい高校にもだいぶ慣れたみたいよぉ
母から聞いた時、やっぱり寂しかった・・
私の毎日も過ぎて行く
2年になって、同好会だったフットサルも部活動に認められた
いつの頃からか、河井君の事も勇輝って呼べるようになっていた
淳也が居なくなって変わった事は・・勇輝が何でも話せる友達になった事
もしかしたら・・勇輝と、・・なんて思ってたのは私だけだったみたい
勇輝は淳也が転校してから本当にいい友達になってくれた
淳也と私・・・
あの時に超えられなかった壁はもう二度と超えられないのかな?
お互いに番号もアドレスも知ってるのに、どちらからも連絡しないまま・・
もう、一年が過ぎたんだ
親が姉妹だから、話題には出てくるけどそれ以上でもそれ以下でもない
明日から冬休みが始まる
フットサル部も休み前の最後の練習だった
『真琴、クリスマスプレゼント送っといたから』
帰り際、勇輝からそう言われた
何だろう?
玄関の戸を開けた途端・・
涙が溢れてきた
スニーカー・・、淳也のスニーカーだっ!
「よっ!クリスマスプレゼントです」
はにかんだ淳也が立っていた
抑えていた想いが溢れ出してきて・・淳也の胸に飛び込んでしまった
「おい、どうしたんだよ!・・大丈夫かっ?」
淳也は、自分の胸で泣く私の姿に驚きながらも優しく髪を撫でてくれた