アヤちゃんと付き合ってるの?
一番訊きたい事は・・いつも訊けない。
それから何度もアヤちゃんと並んで歩くチャンを見かけた。
・・・お似合い、、なんだよね
『ミユちゃーん!』
放課後、、手を振りながら走ってくる・・・アヤちゃんだっ、、
『ミユちゃん、久し振りだねッ!
アヤね、ミユちゃんに相談が有るの!聞いてもらえる?』
アヤちゃんとは同じクラスでもなく、小学校も違ったけど
小学校の交流会で偶然隣りに座って以来、会えば親しく話す仲だった。
〝うん・・、私で分かる事だったらいいけど〟
『良かったー!あのね、チャン君の事なんだけど』
〝チャンの事?〟
『うん、ミユちゃん、仲いいでしょう?』
えっ?!
『アヤね、チャン君に告白したんだけど、
好きな子が居るからって断られたんだっ!
アヤね、振られたの初めてだよ!だからね、絶対に振り向かせたいのッ!!』
・ ・ ・ ・
『だからね、ミユちゃんならチャン君の好きな子知ってるかなぁと思って!』
〝ううん、知らない・・。でも、アヤちゃんとチャン、付き合ってるって、、、〟
『ううん、アヤがくっ付いてるだけ!
あぁ見えて、チャン君やさしいからアヤを振ったこと言わないの。
だから、付き合ってるって噂になってるみたいなんだよね。』
・・チャン、、
アヤちゃんと別れた後、無性にチャンに会いたくなった
チャンの好きな子が私でなくっても構わない、、
だって・・私がチャンを大好きなんだから。
中2の夏休み直前・・学校から帰ると家の前にチャンが立っていた。
『ミユ、俺・・韓国学校の中等部に編入する事になったんだ』
韓国学校? ・ ・ ・ あぁ、チャンは韓国人なんだ・・改めて、当たり前の事を思った。
それと同時に何とも言えない不安が押し寄せてきて・・
チャンと離れるなんて嫌だ・・
自分でも気付かないうちに涙が溢れて止まらなかった。
チャンは困った顔して私の顔を覗き込んで・・・、頭を撫でてくれたよね。