妄想ストーリー ~やさしい悪魔~ ③それぞれの道  | S・U・K・I・D・A・Y・O ♪

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日々の事/好きな事/妄想ストーリーなど・・気ままに書いてます。

アヤちゃんと付き合ってるの?


一番訊きたい事は・・いつも訊けない。


それから何度もアヤちゃんと並んで歩くチャンを見かけた。


・・・お似合い、、なんだよね



『ミユちゃーん!』


放課後、、手を振りながら走ってくる・・・アヤちゃんだっ、、


『ミユちゃん、久し振りだねッ!


アヤね、ミユちゃんに相談が有るの!聞いてもらえる?』


アヤちゃんとは同じクラスでもなく、小学校も違ったけど


小学校の交流会で偶然隣りに座って以来、会えば親しく話す仲だった。


〝うん・・、私で分かる事だったらいいけど〟


『良かったー!あのね、チャン君の事なんだけど』


〝チャンの事?〟


『うん、ミユちゃん、仲いいでしょう?』


えっ?!


『アヤね、チャン君に告白したんだけど、


好きな子が居るからって断られたんだっ!


アヤね、振られたの初めてだよ!だからね、絶対に振り向かせたいのッ!!』


・ ・ ・ ・


『だからね、ミユちゃんならチャン君の好きな子知ってるかなぁと思って!』


〝ううん、知らない・・。でも、アヤちゃんとチャン、付き合ってるって、、、〟


『ううん、アヤがくっ付いてるだけ!


あぁ見えて、チャン君やさしいからアヤを振ったこと言わないの。


だから、付き合ってるって噂になってるみたいなんだよね。』


・・チャン、、


アヤちゃんと別れた後、無性にチャンに会いたくなった


チャンの好きな子が私でなくっても構わない、、


だって・・私がチャンを大好きなんだから。



中2の夏休み直前・・学校から帰ると家の前にチャンが立っていた。


『ミユ、俺・・韓国学校の中等部に編入する事になったんだ』


韓国学校? ・ ・ ・ あぁ、チャンは韓国人なんだ・・改めて、当たり前の事を思った。


それと同時に何とも言えない不安が押し寄せてきて・・


チャンと離れるなんて嫌だ・・


自分でも気付かないうちに涙が溢れて止まらなかった。



チャンは困った顔して私の顔を覗き込んで・・・、頭を撫でてくれたよね。