そうだ!蛍を見に行こう!

 

今回も突然思いついて

ちょっと遠くまで行ってきました

 

このポスターを見たら

行きたくなっちゃったんですよ


 

 

まあでも最初はね

土曜日の夜だしね

人混みで蛍見ても風情がないよねって

スルーしてたんです

 

ところが

以前から気になっていた宿の名前を見つけ

検索してみると日曜日は残り1名予約可

なんて言われたら

 

つべこべ言わず

行くしかないじゃん!チュー

 

 

 

旅館みのやさん

 

約2時間の道のりは

ほとんど山の中をぐるぐる

運転しながら到着

 

早速案内されたのが

秘湯の温泉ではなく

家庭用より少し大きめな浴槽

 

風呂上りに

おかみさんに蛍の情報を

いろいろ収集しながら

まずは出没しそうな場所を下見

 

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夜になれば

きっと蛍の大群が

美しくも儚い光を放ちながら

幻想の世界を演出してくれるだろう

 

まだ何の気配もないけれど(笑)

 

ちょっと気がかりなのは

少しずつ雲が厚くなっていること

 

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蛍の活動時間は

19時30分くらいから21時

 

夕食が19時だから

そのまま散歩がてら見に行こう

 

自然の蛍を見る機会は

これまで何度もあったけど

そのためだけに行動する気になれず

蛍自体を楽しむ?味わう?こともなかった

 

 

今はただ

自然の蛍を目の前で見ること

それだけでいい

 

あれもこれもと過ごすより

ひとつの目的のために時間を使う

なんて贅沢なんだ!と思う

 

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食事前の時間も

こうやって窓越しに外を眺め

手にした本を読んで過ごす照れ

 

ご飯の準備できましたー

 

 

ボリュームのある食事が終わり

早速教えてもらった蛍スポットへ向かう

 

ところが

現地に蛍が全くいない!ガーン

 

もう一か所へ移動するも

やっぱりいない

 

そのうち雨が降り出し

失意のまま宿へ帰るのでした

 

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記念にこのパンフレットを持って帰ろう

イベントは終わってるけどね笑い泣き

 

 

人生こんなもんと

自分を慰めていたら

部屋の電話が鳴りました

 

おかみさんです

 

お客さん!

よかったらホタル見に行きますか?

 

何のことか

最初は事態がよくわからなかったのですが

 

送迎車で少し離れたところまで

案内してくれるそうなんです

 

早く行ってよー

行きます!行きます!

 

 

運転手のおじさん(多分ご主人?)が

とても饒舌で車内でいろいろと

ホタルの話をしてくれます

 

最近はほとんど

見られんくなったんよー

そうなんですかー

ホタルは繁殖できないんですかー

無理みたいじゃのー

 

 

そんな会話が続く中で

ちょっと山奥に入った川辺に車を止めます

 

見えました

見えましたーラブ

 

思っていたホタルの乱舞ではありませんが

あちこちで点滅する儚い緑の光

 

 

それよりも

今日本当にうれしかったのは

旅館の方々の心温まるサービスでした

 

 

期待を超えるサービスを受けたとき

心の底から「ありがとう!」の言葉が出てくるんですね

 

サービスの担い手として

とても考えさせられました

 

蛍を見に行っただけなのに