年老いたロバというくだりが
どーしても自分と重なってしまい
とても考えさせられました
偶然目にしたこちらの本
おおまかなあらすじ
年老いたロバが古井戸に落ちてしまいました
その鳴き声を聞いた飼い主は駆け付けたものの
この深くて古い井戸から引き上げるのはあきらめ
そのまま井戸ごと埋めることにしました
助けてもらえると思っていたロバは
上から降ってくる土に驚きながら
このまま死ぬことを受け入れたくないと
土を振り払いながら暴れ続けました
疲れ果てて暴れるのをやめたとき
土が足元に積もっていることに気が付きました
それからは
降りかかってくる土を振り払い
足元を踏み固めることを
何度も何度も…繰り返し繰り返し
最後には地上に出ることができたのでした
詳しいストーリーは本をお読みください
この話は
いろんな解釈ができますよね
・飼い主は本当に殺したかったのか
・初めから救い出すつもりだったかも
・ロバはなぜ諦めずにもがいたのか
私の場合は
ロバの行為が自分のすべきことと重なり
メッセージとして受け取ることができました
会社経営していると
順調なときばかりでなく
突然大きなダメージを受ける出来事もある
(深い深い井戸に落ちたような)
そこに輪をかけたように
別のダメージが襲ってきたらどうするか?
(土が降ってくる信じられない状況)
そんなときの選択肢
・あきらめる
(死ぬことを受け入れる)
・回避する方法を考える
(現実逃避して危険が取り除かれるのを待つ)
・逃げずに立ち向かう方法を考える
(土を振り払い踏み固める)
どんな困難な状況でも
あきらめないことが大事
しかし現実に向き合わず
回避する方法ばかり選んでしまうことも
自分も年齢的にキツイことを言い訳にして
どこか他人任せにしてしまうことがあり
この話からのメッセージとしては
じたばたしなくなったら
終わり
現代版「ロバのパン屋さん」
偶然発見したときは驚きました
時代は変わっても
売り方次第では継続できるんですね