1月29日になりました。
今日はひとつの区切りの日
海鳥たちもどこか寂しそう
毎回買って食べていたイカ焼きも今日限り
やばいやばい
配送途中で寄り道していたのが
ばれてしまった!
イカ焼き屋のおばちゃんに
ここへ来るのは
今日が最後だよと伝えると
じゃあおまけしとくね
なんて嬉しいお言葉
マヨネーズをひとつ余分にくれました
あと心残りは
コツコツ貯めたスタンプカード
まさかこんな日が来るなんて
1回1個押してもらって
まさか全部貯まることはないと
高をくくっていたものの
実際に
これだけ通ってきたんだなあと
スタンプカードを見ながらしみじみと
ここは一色港にあるおさかな広場です

やっぱり達人の笑顔にかないません
ポイントカード満タンにするために買った
「佐久島の散歩道」
そうです。
今日は佐久島でのパン販売最終日
離島でパンを販売することは
私にとって大きな転機でした
遠く離れた島で
パンを販売しようと決めたきっかけは
島のおばあちゃんの存在です
そのころ自分は
チャレンジした新たな事業から撤退し
この先の目標を見失いかけていました
知り合いに誘われて
たまたま訪れた佐久島
立ち寄ったカフェのオーナーに
パン屋やっていることを伝えると
島でぜひパンを販売してほしいと言われました
じゃあまたご提案しますねー
と言葉を濁して店を出ました
いやいや、無理ですよ
どれだけコストがかかるか
わかってるんですか(心の声)
ホント嫌な社長
そのあと島を散策しながら
まるで時が止まっている情景に
目を奪われ
そのうちに
心が洗われるような気持ちに
あー来てよかった
ぼんやりしているだけなのに
そっと誰かが寄り添ってくれている感覚
そばにいたうさぎさんが
大丈夫だよって
言ってくれてるような気がしました
佐久島での時間で
すっかり人の心を取り戻し
再度カフェのオーナーのところへ
どうしてパンを売りたいか
詳しく聞いてみることにしました
島のおばあちゃんたちは
みんなパンが大好きで
島のみんなを喜ばせたいんですよ
わかりました
島のおばあちゃんたちのために
パンを販売しましょう
実現した日
カフェの場所を借り切って
直接パンを販売しました
島中からおばあちゃんたちが
次々に集まり、パンを囲んでおしゃべり
そんな光景が
商売の原点なんだと
教えてくれました
今日までの2年あまり
毎月欠かさず自分がパンを運んたのも
「原点」を忘れないため。
先方の事情に
今回で一旦休止になりますが
貴重な機会をくださったことに
大変感謝しております
ありがとう!
佐久島!!
また逢う日まで
佐久島でのパン販売のきっかけとなった
私を励ましてくれたうさぎさん
当時新しくオープンするお店の
キャラクターとして採用してもらい
デザイナーさんにデザインしてもらいました
今ではサンクレールを代表する
人気?キャラになりました
今度は
春になったら
佐久島へ遊びに行ってきます!