1月24日になりました。
今年一番の寒波到来
窓をあければ一面の銀世界!
とまでは行きませんでしたが、
やっぱり寒いのは苦手です
雪を見ながら
あの日のことを思い出しました
大学3年生で
念願の下宿生活を始めました
仕送りなしの条件で
半ば強引に始めたものの
当時8,500円の下宿代も滞納する貧乏生活
そして迎えた初めての冬
もちろんまだ暖房機器はありません。
寒けりゃ毛布をかぶりながらの生活
そんな状況も楽しんでいたのですが
名古屋の冷え込みをなめていました
その日は友人とお酒を酌み交わしながら
やけに冷えるなぁと窓を開けてみると
雪がシンシンと降り積もってました
どうりで寒いはずだ
それでも友人と震えながら
お酒を飲んでましたが、
下ちゃん(当時の呼び名)
このままだと
俺たち凍死するかも
今からでも
ストーブ買いに行こう!
降りしきる雪の中
半ば強引に連れられ
とぼとぼ歩きながら
町の電気屋さんで
小さな電気ストーブを買いました。
あー生き返った
帰ってから
2人で小さなストーブの前で
暖をとりながら、小さな幸せを感じていました。
あの雪の日、
友人がいなかったら
あの部屋で凍死していたかも知れません(笑)
彼のおかげで
苦難を乗り越えられたし、
その後の人生も
いつも誰かに助けてもらっています。
もっと人生で出会った人に
感謝の気持ちを伝えて行かなければ
バチが当たってしまいますね
先日の懇親会で
ある経営者さんが、
涙ながらに過去の辛い経験を語りながら
周りの人に支えられて今があることに
感謝したい、と話されてました。
そうなんですよ。
誰にだって大変なときがあります。
自分もそうでしたが、
強がったり、見栄を張ったりしても
何も変わることはありません。
今は大変だとか
助けてほしいと
素直に言ってもいいんじゃないかな
かっこ悪いことだけど
パン屋のオーナーとして30年
これからはパンを通して
みなさんのお役に立てればと
毎日ブログを書きながらあれこれ考えています
何かお役に立てることがあれば
いつでもご相談くださいね