岡崎でお寿司といえば「鮨の松由」さん
事前に予約しておかないと
なかなか入れないお店です。
人気のお寿司屋さんがあるから
たまには3人で行きませんかと
両親を誘いました。
両親を車に乗せて自分が運転する。
この年になれば、当たり前のことですが
私には初めてのことで多少緊張しています。
「親孝行の仕方がわからない」
情けない話ですが、
これまで自分は忙しいやら言い訳して
「食事に行く」「一緒に出掛ける」
ようなことはしませんでした。
ここ数カ月ブログを書き続けて
自分のことをいろいろと見つめ直す時間が増えました。
自分の思いとか
過去の出来事とか
いろいろ蘇ってくるようになりました。
ところどころ曖昧ですが
記憶をたどっているうちに
自分に興味が湧いて来たんです。
自分を受け入れる
ってこういうことかも知れません。
そうなると
自分を育ててくれた両親に
もっと自分のことを教えてもらいたくなりました。
さらに、自分を生んで育ててくれた両親のことも
もっと知りたくなりました。
すかさず、
お誘いのメール。
最近
いろいろ考える前に
まずは行動することにしています。
今更ですが
くよくよ悩む時間は
ムダだと気づいてしまったので(笑)
とはいえ、
普段あまり話すことがないので
何を話そうかは考えることにしました。
岡崎で生まれた徳川家康公
小説を読み返している最中ですが
彼が生まれるまでにも
たくさんの人の想いが託されています。
同じ岡崎生まれの私
きっと両親にも
私に託した想いがあるに違いない!
(勝手に妄想中)
その想いをあらためて聞いて
両親と涙を流す自分。
これからの人生を見つめ直し
たくさんの人達を幸せにするために
しっかり生きていこう!
と誓うのであった。
それはさておき
最初に聞きたいのは自分の名前
「泰広」の由来。
きっとこんな子に育って欲しいとか
時代背景の話が聞けるはずだと
思ってました。
画数がよかったから
ですよねー
出鼻をくじかれました。
会話がフリーズすることを恐れましたが
そんなことは取り越し苦労でした。
あっという間に
2時間も話をすることができました。
普段は仲の悪い両親ですが
なれそめとか、自分が生まれたときのこと
いろいろ話を聞いているうちに
「こいつ(母親)には、苦労かけたが感謝しとる」
父親がぽろっと言った言葉は
まるでテレビドラマを観ているような
感動的なシーンでした。
また二人が仲良くなるきっかけに
なればいいなあと
そんな流れでしたので
私も両親に感謝の言葉を
自然に伝えることができました。
今度はウナギが食べたいそうです。
福井まで連れていこうかな