こんにちは、シモ姉です!
今回も男性キューピーを作りつつ、
下準備~完成までの基本的な作り方を説明していきます!
この記事が初見の方は、
前記事の【下準備編】、【くつ編】、 【衣装 前編】も読んで頂けると嬉しいです!
今回は【衣装 後編】上着を作っていきます!
《型紙作り》
型紙の大きさは背景のカッターマットの目盛(1cm方眼)を参考にして下さい。
★基本の型紙を作る
ズボンや袖と違い、上着は衣装によってデザインが違うので
大体 型紙を新しく作っています。
(使い捨てでは無く、似たようなデザインの時には再利用してます)
↑写真の型紙は
どんな衣装にも使える万能型紙(前開きver.)です!
まずはこれを作りましょう!
型紙をキューピーに着せてみるとこんな感じ!
丈はロングコートまで対応、
前開きで襟ぐりが狭い型紙です。
後から要らない部分をドンドン切っていくので
最初からどの部位にも余裕を持たせています。
★不要な箇所を切り取る
①型紙をキューピーに着せて、肩をセロハンテープで留めます。
②資料を基に、襟の角度、丈の長さ等バランスを見ながら
シャーペンや油性マジックで描き加えていていきます。
(完成のイメージがわき易いように装飾もざっくりと描いてみましょう)
③ある程度描いたら肩のセロハンテープをハサミで切って広げます。
④そして不要な部分(写真の黄緑色の部分)をハサミで切り取ります
⑤再度着せてみて付け足したり切り取ったりして微調節を繰り返します。
★過去の衣装型紙作りの記事も参考にどうぞ!
(こちらは細かいパーツ分けをする衣装のやり方ですが、
基本は同じです)
★完成
今回はこんな型紙になりましたー!
★先程作った型紙で布を裁つ
赤いロングコートの上着です。
★背中からキューピーに貼り付ける
布の背中部分にボンドを塗り、
背中の真ん中に上着の真ん中が合うように
そっと貼り付けます。
★脇の下を貼り付ける
脇の下にボンドを塗り、腕との隙間が出来ないよう
きっちり貼り付けます。
服の裾にボンドはつけずに浮かしましょう
★前身頃と肩を貼り付ける
前身頃と肩にボンドを塗ります。
前身頃が左右対称になるよう確認しながら
そっと貼り付けます。
腕との間に隙間が出来ないように確認しながら、
肩は①後から前へ、②前から後へ貼り付けて点線で重ねます。
★手直しする
しっかり型紙を作っていても、
布を裁って出来たパーツを仮に着せて確認しても
実際着せてみたら
思っていたようにならないのは毎回の事です
やはり紙と布では伸縮の違いがありますし、
紙から布にうつす時に多少ずれてしまいます。
もうボンドを塗って貼り付けてしまったし・・・と焦っている貴方!
安心して下さい。
ボンドは速乾性ではありません。
気付いて直ぐ剥がせばいくらでも間に合います!!
私も案の定 黄色の斜線部分を切り取ることになりました
急いで剥いでやり直しました・・・!
あまり何度もボンドを塗る→乾く前に剥いで手直しを
繰り返すとボンドが厚くなってボコボコしてくるので
手直しは1~2回まで!どうしても上手くいかない時は
いっそのこと諦めて布を裁つところからやり直す方が
後々綺麗に仕上がりますよ!
★脇下のパーツをつける
適当な形に切って貼って良いのですが、
仕上がりが気になる方は型紙のこのパーツを切り取って
布を2枚裁って下さい。
貼り付けて見た所、先程の手直しで丈を短くした分
下がはみ出てしまったので、黄色丸で囲んだ部分を切り取りました
★前後ろのパーツをつける
前後ろの腕の付け根から裾まで入っているこのパーツ。
写真中央上のようなパーツを各2枚用意して貼っています。
布はこちら↓
100円ショップダイソーさんの手芸コーナーにて売っている
メタリックリボンです
★襟の型紙で布を裁つ
写真上のパーツ:上襟
下のパーツ:下襟(左右各1枚ずつ)
一応型紙はありますが、上着同様
デザインによって微妙に幅や角度が違うので
毎回微調整しています。
★上襟をつける
布の内側にボンドを塗り、
上襟の真ん中を背中の真ん中に合わせて貼り付けます。
★下襟をつける
上襟の上に重なるようにして下襟をつけます。
余談ですが、
今回の衣装は襟に光沢のある布が使ってあったので
布のボンドを塗った面を表にしています!
それでも光沢が足りない場合はその上から透明マニキュアを
使うとテカテカになりますよ!
さー!長丁場の作業でしたね
お次はいよいよ最後の作業【髪型編】をお届けいたします。
どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いします!
今回も閲覧ありがとうございました