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津波「とにかく逃げる」 でも足りない避難タワー… 南海トラフ巨大地震

 災害に備える9月1日の「防災の日」を控え、防災週間が30日、始まった。南海トラフ巨大地震をめぐり、死者が最悪32万人に達するという被害想定が内閣府から出されたことを受け、一層の備えが求められるなか、同日には各家庭の食料備蓄の目安を農水省が公表した。津波にはより迅速な避難が求められるようになり、太平洋岸の自治体などは対策を急いでいる。

 南海トラフ巨大地震で最大12メートルの津波が想定される和歌山県田辺市は「津波の心得10カ条」を作成。「小さな揺れでも油断禁物!」などとした。NPO法人防災情報機構の伊藤和明会長は「個人でできる対策は、地震が起きたらとにかく逃げること。まさに『津波てんでんこ(てんでに逃げろ)』だ」と強調する。

 伊藤さんによると、津波は考えられている以上に速度があり、平地では時速36キロにもなる。一度で終わらず2波、3波と続く。また過去には震度2~3でも津波が起きており、「津波地震」と呼ばれる。「ゆらゆらとした妙な揺れを感じたら『津波地震では』と速やかに避難してほしい」(伊藤さん)。さらに、津波の前には引き潮になるとの俗説があるが、地形によっては引き潮が起きない津波もあり、注意が必要という。