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80歳でエベレスト「手応え」 三浦雄一郎さんが順化登頂成功

 80歳でのエベレスト(チョモランマ・標高8848メートル)登頂を目指すプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(79)が次男の冒険家、豪太さん(42)とともに高度馴化(じゅんか)トレーニングのため、ネパール・メラピーク(標高6476メートル)に登頂した。三浦さんは「エベレスト登頂の手応え」を感じ、28日に帰国した。(大竹直樹)

 2昼夜を「ほぼ徹夜」で登る強行軍だったが、エベレストが眼前にそびえるメラピークの頂上で三浦さんは「まだ無理が利く」と実感したという。

 エベレストのような超高所では肉体年齢が70歳加算されるといい、「80歳で登れば150歳の負担となる」。特に標高8千メートル付近は「デスゾーン」(死の地帯)と呼ばれ、酸素量は地上の3分の1以下。「生命の危険を乗り越えなければ、頂上に到達できない」と三浦さんは話す。

 8月に東日本大震災で被災した宮城県塩釜市の親子ら34人と富士山を登頂。「夢に向かい一歩ずつ登る被災地の子供たちから勇気をもらった」と振り返る。

 三浦さんは2年前に骨盤骨折の重傷を負ったが、亡くなる101歳まで現役スキーヤーだった父親の敬三さんも骨折を乗り越え、99歳でモンブランの滑降に成功した。前回のエベレスト登頂では、豪太さんが高所脳浮腫を抱えながら奇跡的な生還を果たした。

 “遺伝”とも言える不屈のチャレンジ精神。「津軽のじょっぱり(頑固者)精神ですよ」と三浦さんはほおを緩める。

 80歳の挑戦は再来年4~6月の予定だ。