simoのお気楽ブログ -355ページ目

何もない町の魅力を映像に 吉本興業が地域発信型映画 北海道沼田町

 吉本興業が昨年から取り組んでいる地域発信型映画の1本が、雪深い北海道沼田町で撮影されることになり、15日に同町役場でクランクイン会見が開かれた。会見には出演者の森カンナやペナルティのワッキーこと脇田寧人らが出席。脇田は「スタッフから何にもないところこですよ、と聞いていたが、来てみたら本当に何にもないところだなと思った。いい映画にしていかなきゃと思っています」と気を引き締めていた。

 このプロジェクトは、吉本興業が主幹事を務める沖縄国際映画祭のメーンプログラムとして昨年から始めたもので、今年は沼田町のほか茨城県筑西市、栃木県益子町、愛知県蒲郡市で製作する。沼田町の作品「ユキモノガタリ」(田川貴一監督)は、雪を町おこしに利用しようと活動している地元の有志団体「ゆきものがかり」の協力で、不安を抱えて同町に移住してきた若い女性が町の人々とふれあう中で輝いていくさまを描く。18日まで町内で撮影を行い、沖縄国際映画祭のほか沼田町や道内各地での上映を予定している。

 会見には田川監督や主な出演者のほか、沼田町の金平嘉則町長や「ゆきものがかり」の山田昌希代表らも出席。金平町長が「町の魅力なり若い人の情熱なりが全国に発信されるというのはいいことです。町を挙げてこの映画を応援したい」と言えば、山田代表も「こんな田舎でも映画になるというのは誇りだし、子供たちの世代にもその思いを伝えていきたい。それが町の発展につながると思う」と話す。

 この日も朝から雪が降り続くあいにくの天気だったが、「こんな大雪を見るのは何年ぶりかで、すごいおったまげている」という主演の森は「全身全霊で演じたい」と抱負を口にする。田川監督も「ここはとっても温かい町です。全国の人に知ってもらいたい」と意気込みを語っていた。