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レノボ、NEC工場でPC試験生産 統合1年、シェア拡大へ提携強化

レノボ、NEC工場でPC試験生産 統合1年、シェア拡大へ提携強化
2012.7.4 19:02

事業統合1周年に合わせ会見するNECレノボ・ジャパングループのロードリック・ラピン会長(中央)NECパーソナルコンピュータの高塚栄社長(右)、レノボ・ジャパンの渡辺朱美社長=東京都港区

 NECレノボ・ジャパングループは4日、レノボブランドの法人向けノートパソコン「ThinkPad(シンクパッド)」の一部を、今秋からNECパーソナルコンピュータの米沢工場(山形県米沢市)で試験生産すると発表した。発足1周年に合わせ東京都内で開いた会見で明らかにした。目標の国内シェア30%達成に向け、製品開発や顧客サポートにとどまらず、生産面でも連携を拡大する。

 シンクパッドは中国で生産しているが、米沢工場での生産開始によって納期を短縮し、顧客の利便性向上を図る。競合する日本ヒューレットパッカードの「東京モデル」に対抗するのも狙い。生産台数などは未定で、顧客の要望をみながら体制拡充を検討する。

 NECレノボ・ジャパングループは、中国パソコン最大手レノボグループとNECの合弁会社として昨年7月に発足。シェア拡大に向け、部品の共同調達によるコスト削減や、一般向けサポート窓口の統一によるサービス充実などを進めてきた。

 その結果、2011年度のPC出荷台数は前年比8・1%増の398万2000台、シェアは同0・7ポイント増の26・0%(いずれもMM総研調べ)に拡大。売上高も同11%増加した。

 同グループのロードリック・ラピン会長は会見で、「1+1が2以上になり、期待を超えた成果を上げている」と1年間の成果をアピール。14年3月までに国内シェアを30%へ伸ばす目標に向け、「さらにコスト削減を図り、その分を日本市場に投資して顧客満足度の向上を図りたい」と述べた。

 また会見では、タッチパネルを採用したレノボの一体型PC「IdeaCentre(アイデアセンター)B540p」について、NEC製のテレビ視聴・録画ソフト搭載モデルを8月下旬から発売すると発表。

 NECパーソナルコンピュータの高塚栄社長は「共同開発の第1弾だ。両社の誇る技術を交換し合い、製品ラインナップをさらに充実させたい」と述べた。