【台風26号】強い勢力を保ったまま加速…8年前も同様の台風で大被害 | simoのお気楽ブログ

【台風26号】強い勢力を保ったまま加速…8年前も同様の台風で大被害

 台風26号は「関東に接近する台風としてはこの10年で最も強い」(気象庁)という勢力を保ったまま、偏西風に乗って速度を増し接近してくることが特徴だ。気象庁は風雨が急激に強くなる可能性があり、警戒が必要としている。

 気象庁によると、台風は中心気圧が低いほど強い風が吹く。950ヘクトパスカルで伊豆半島へ上陸、関東を通過した平成16年10月の台風22号では猛烈な風雨となり、死者7人、行方不明者2人、負傷者170人と大きな被害が出た。

 26号は16日朝に955ヘクトパスカル程度で関東地方へ接近するとみられる。日本付近に近づくにつれ、南下してきた偏西風に乗って加速。関東へ接近する16日朝には時速75キロに達すると予想され、勢力が衰える間もなく接近しそうだ。

 8月30日に運用が始まった特別警報は本州などでは中心気圧930ヘクトパスカル以下、風速50メートル以上の伊勢湾台風級を発表の基準にしており、26号で直ちに出されることはないという。

 一方で、9月の台風18号で福井県、京都府、滋賀県に大雨特別警報が発表されたように、台風に伴う大雨で基準を超えるケースもあり、油断はできない状況だ。