「ヒーローなんか必要ねえだろ…
俺みたいなやつがそんなご大層な人間に見えるのか!?
善人? 悪人?
ふざけるんじゃねえ。そんな位置に立ってなきゃ、誰も助けちゃいけないのか!!
目の前で泣いてほしくない人が泣いてるんだ!
助けてくれって一言を言うこともできずに、唇を噛んで耐えてる人がいるんだ!
それだけで十分だろ!立ち上がったって良いだろ!
特別なポジションもいらねえ!
それだけあれば、
もう盾になるように立ちふさがったって構わねえだろうがよ!」
「お前が何を守りたくて、どんな風に傷ついてきたかなんて詳しいことは知らない。
でも、その子を守りたかったんなら胸を張って守れよ!
今この時、守りたいって思えることを誇りに思えよ!!
お前の人生だろ、お前が決めろよ!!
自分の手で守りたいんならそうすれば良いし、見捨てたいんなら全部持ち去ってやる。
でも、お前自身は何をどうしたいんだよ!本当にそれで良いのかよ。
大して知りもしない人間を勝手に持ち上げて、そいつに自分の一番大切なものを預けて、それで全部満足できんのかよ!」
「お前が選べよ……
このままお前の手で守り続けるのか、他人に全部預けて逃げるのか、
それとも俺の手を借りて協力して欲しいのか!!
」
「傲慢だろうが何だろうが、
お前自身が胸を張れるものを自分で選んでみろよ!!」