リセット病のようです( ^ω^)
内藤ホライゾンは、一時間ごとに、全ての人間から自分の事を忘れ去られる奇病にかかりました。
親に、恋人に、医者に、友達に、先生…
全ての人間の記憶から、『内藤ホライゾン』という人間は存在しないことになっているのです。
しかし、1人だけ…
『内藤ホライゾン』という人間を覚えている人がいました。
彼女の名前は、『クー』といいました。
内藤ホライゾンは、彼女と出会うことで、『自分が存在している』という実感を得ました。
クーは、体が病弱で学校にほとんど行けていないということを。
内藤ホライゾンは、リセット病にかかり、今も全ての人間に忘れ去られているということを、知りました。
クーは内藤ホライゾンに言います。
川 ゚ -゚)「でも私はうらやましいぞ、そっちの世界が」
( ^ω^)「……?」
川 ゚ -゚)「繋がりが一つもない世界」
川 ゚ -゚)「悪いものに追われない世界」
( ^ω^)「良いものもない世界、だお」
川 ゚ -゚)
( ^ω^)「僕はこうなってようやくわかったお。生きていく事は、人と繋がっていく事なんだって」
川 ゚ -゚)「人と繋がらなくたって、生きていけるでしょう。今の、君みたいに」
( ^ω^)「生きる事は出来るお。でもね……それは生きてるとは言わないんだお?」
川 ゚ -゚)「?」
( ^ω^)「人間は人と人の間に居るから人間って書くんだお。こうして皆で持ちつ持たれつ、関係しあっていく事が生きる事なんだお」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「そうか」
川 ゚ -゚)「ブーンは生きてて楽しい?」
( ^ω^)「……楽しいお」
( ^ω^)「君がいるから。僕は人間でいられる気がするお」
川 ゚ -゚)「やだ、ロリコンみたいw」
( ^ω^)「ははww」
川 ゚ -゚)「私も、もっと頑張って生きてみようかな」
( ^ω^)「そうした方がいいお。君は、まだまだ未来があるんだから」
川 ゚ー゚)「……ふふ」
3日後………
クーはいなくなりました。
飛び降り自殺をしたのです。
内藤ホライゾンは自分を責めました。
自分が余計なことを言わなければクーは死なずに済んだはずだ。
クーは学校でいじめを受けていたことに気づいていれば、助けれたはずだと…
人間は1人では生きていけない。