【戦後アジアにみる 日本軍の遺産】インドネシアの独立を支えた日本軍人 アジアの「独立と民族自決」 | シモンズのぼやき

シモンズのぼやき

私たちの今日の幸せがあるのも先人­達の血と汗と努力の賜であることを忘れてはいけないと感じます。­
主に日本のマスコミが公にしたくないネタを公表し、ぼやきまくろうと思ってますので、宜しくお願いします。

 今年はアジア・アフリカ会議(AA会議)から60周年だ。同会議は、第2次世界大戦後に独立した国々が中心となり、1955年にインドネシアのバンドンで開かれた。西欧列強に虐げられた国々が、平和的な発展、民族自決権などの外交原則を確認した。日本はこの会議に招待されて、国際社会に本格復帰した。
安倍さんの演説

 安倍晋三首相は今年4月、バンドンでの記念首脳会議に出席し、AA会議の取り組みをたたえる演説を行った。その直前、カリバタ英雄墓地を訪問し、献花した。安倍首相の行動は、日本の戦争と深く関わっている。

追悼

 日本は戦時中の43(昭和18)年、東京に、タイとビルマ、インド、中国など、アジア諸国の首脳を集めて「大東亜会議」を開いた。当時、アジアの大半は欧米列強の植民地だったが、会議では「独立と民族自決」を強調し、その実現を戦争の目的とした。

 外交官として大東亜会議の開催に中心的役割を果たした加瀬俊一氏(のち初代国連大使)は、前出のAA会議に出席した際、各国代表から「大東亜会議が、民族自決、人種差別撤廃の先駆となった」と歓迎され、感動したと回顧している。

 先のカリバタ英雄墓地には、オランダからの独立戦争(45-49年)に身を投じた10万人とされる戦死者の一部が埋葬されている。この戦争には残留日本兵約2000人も参加し、約1000人が亡くなっている。安倍首相は、インドネシアと日本の戦没者に献花した。2つの歴史的事実と、今の日本のつながりを行動で示したのだろう。


 大東亜戦争でオランダ軍を駆逐した日本は、インドネシア人による郷土防衛義勇軍をつくり、日本軍の支援と将来的には独立軍の中核にするための教育を行った。この組織が独立戦争を担った。

日本軍を称えるフィリピンの飾り

 加瀬俊一氏の子息で、外交評論家の加瀬英明氏は、インドネシア独立戦争に参加した残留日本兵を描く映画『ムルデカ 17805』の製作委員会の代表になった。「ムルデカ」とはインドネシア語で独立という意味だ。それに続く数字は、スカルノ初代大統領が45年8月17日の独立宣言文の日付を、日本の「皇紀2605年」を使って「17805」と記したことを示している。

 映画は、インドネシア政府と軍の全面協力のもとで撮影された。約200人の兵士が参加し、兵器の貸し出しが許されるなど厚遇された。インドネシアの人々は、かつての日本の支援に感謝していたという。
日の丸を掲げるインドネシアの子供達

 加瀬英明氏は、映画製作に情熱をかけた理由について、「日本は大東亜戦争で、自存自衛、アジアの独立、人種差別の撤廃という大義のために戦った。消されたこの事実を、多くの人に知らせたかった」と語っている。

 先の戦争における日本軍の行動には、受け止め方が多々あり、当然、批判もあるだろう。ただ、「日本は悪い」というステレオタイプの情報だけでなく、評価すべき行為もたくさんあった。今年は戦後70年。かつて苦闘した日本帝国と軍の姿から、さまざまな教訓を得て、誇るべき遺産を大切にすることが、今こそ必要となっている。 =おわり (ジャーナリスト・石井孝明)

ZAKZAK by 夕刊フジ より転載
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150614/dms1506140830005-n1.htm

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦時中、アジア諸国にて日本兵と慣れ親しむ現地の人々の写真は、数多く残されています。
それは東南アジアは勿論、支那や朝鮮に於いても同じで、韓国には「日本の統治時代は良かった」と言う、日韓併合時代を経験されたお年寄りの方もおられます。

日本軍の入城式の日(1937年12月17日)
日本軍の入城式の日(1937年12月17日)

陥落後の南京で治療活動をする日本軍衛生兵
陥落後の南京で治療活動をする日本軍衛生

そのことからも、すくなくとも戦時中は、日本軍がアジア諸国を荒らし、略奪・強姦・虐殺を繰り返したなどという話は、存在しなかったはずです。
勿論ゼロとは言いませんが、現代社会の犯罪と同じく、人が存在する限り起こりうるレベルです。
では、そんな話が、いったいどこから出てきたのでしょうか?

全ては朝日新聞をはじめとする日本のマスメディアから始まりました。
戦時中は散々国民を煽り、軍へプレッシャーをかけ戦争へと導いたにも拘わらず、戦後は一転し、自らの保身の為に日本の軍国主義を非難し、GHQの犬として日本弱体化に専心したことは、皆さんも御存知の通りだと思います。
そのために、ありもしない「南京大虐殺」をでっち上げ、軍人の何十倍もの収入を得ていた慰安婦を「性奴隷」だの「強制連行」だのと話を捏造・拡散した事で、世界中に誤解が広まったことを否定することは出来ません。
また、卑しい支那・朝鮮が日本に賠償を求めるためのゆすりタカリのネタにするには、非常に都合のよいものだったのも間違いありません。
日本は戦後賠償のおかわりを、何度も何度も要求され続けてきたのですから。

ただ単なるゆすりタカリのネタのはずが、支那・朝鮮ではブレない論調を国民に根付かせる為、教育現場でもこれを行った結果、多くの国民が狂信的に信じてしまっている現状を作り出してしまったのですから、もう彼らには真実と作り話の区別がつかなくなっているのではないでしょうか?

それでも私は、真実はいずれ必ず明らかになるものだと思っています。
どんなに事実を葬り去ろうとしようが、嘘で塗り固めようが、いつか辻褄が合わずに綻びがどこかに生じ、やがて作り話は崩壊してしまいます。

話が少々逸れましたが、大東亜戦争当時に日本軍が掲げた「八紘一宇」の精神は、アジア圏の人々の心を動かし、アジアの独立・人種差別の撤廃という大義の為に共に戦いました。
やがてその多くの国が独立を勝ち取った後も、敗戦国となり戦犯国のレッテルを一身に背負わされてしまった日本に背を向けなかったのは、日本と一緒にアジアの為に共に戦ったという誇りと、日本に対する忠義の精神が根付いているのだと私は感じます。

勿論、その真逆で、恩を仇で返す卑劣な国家が存在するのも事実ですが。