昼には雹が降ったとばい。
「雪」やなくて、「雹」。
風も波も、ド・オーバーやったとばい。
自分の持ち合わせる道具では、最小サイズをもってしても、11m/sを超すとキツくなる。
今日の風は、最大時で13m/s。
ムリムリ。。。
着替えもせず、ひょっとすると1日そのまま外を眺めて過ごすはずだった。
でも、15時すぎて、やや風が落ち着き始めた。
せっかく関西から来よるのに、逃げ腰じゃあ帰れんやろうもん。
オーバーコンディションなのは承知のうえで、出艇してみた。
どうせ、浅瀬に打ち寄せる波に揉まれて時間が過ぎていくだけやけど、なんか得るもんはあるやろ。
ところがどっこい、2、3回のトライだけで、意外に早く波を越えての出艇に成功。
しかも、出たはいいが、波と風のせいで戻り方がわからん。。。
とりあえず、ボードの向きを変えることで、波に流されながらでも浜側にたどり着くようにはしてみた。
結局、出艇したのはこの1本だけ。
でも、そうして頑張っていたらご褒美があった。
この日は、西日本一上手いというレディスウィンドサーファーの方が来ていて、私が奮闘しているのを見ていた彼女が、自ら近寄ってきてくれた。
彼女の凄さを知らない私は、怖い者知らずというか無知というか、恐れ多くも直々にウォータースタートを教えてもらったんである。
名前も知らないままだったその女性は終始にこやかに、私が理解するまで手本を見せてくれたり、私がトライするのを側で見ていてくれたりと、後から思えば飛び上がりたくなるような状況なんであった。
図々しくてすみません。
でも、ウォーターの感覚はだんだん掴めてきました。
次にお会いする時には、必ずやマスターしててみせます。