モントリオール市内に入る直前、小高い丘から写した街の景色。
遠くに小さくツノのように写るのは、バンクーバーオリンピックの際に建設された、オリンピックスタジアム。
ツノの部分で天井を吊っているらしく、過去にその天井が落ちちゃったこともあるとか。。。
野菜やくだものが多く並んでいて、色鮮やかなカゴにてんこ盛りされて、みんなほんとに美味しそう。
ほら、この鮮やかさ!
カラフルすぎて、なんだかもう野菜に見えない。
りんごも小さなものがバケツいっぱいに盛られているので、みんなまさかバケツ単位で買っていくのかと思いきや、ちゃんと量り売りもOKだそうです。
こちらは、市内の中心地にあるノートルダム・ド・モンレアル教会。
“ノートルダム”とは、“マリア様を祀る”という意味なのだそうで、そういえば世界各地にノートルダム寺院はあるけども、すべて祀られているのはマリア様なのだそうです。
モントリオールのこの教会は、珍しく祭壇がブルーに彩られていて、見上げていると静かな気持ちになってくる。
祭壇の右脇に安置されている、聖母マリアの小さな像。
丸みをおびた安らかなその顔は、手が届くところにあるならば、恐れ多くもその頬に手を触れたくなる。
ここは観光客に寛大な教会で、フラッシュもOKなんだそうだけど、私はとてもフラッシュはたくことができなかった。
それでも何枚か撮ったけどね(苦笑)
カナダ各地には、本当にたくさんの教会があって、ほんの数百メートル先にはもう次の教会が見えている、なんてことも珍しくない。
ノートルダム・ド・モンレアル教会のように、市内中心部にあって観光客に慣れているようなところはともかく、地域住民が主に訪れるような地方の教会は、写真撮影はおろか、足を踏み入れることすら気が引けるところもある。
無宗教者の代表のような私にとって、この[荘厳で近づきがたい雰囲気]は、逆に、[生活の中の宗教]というものをリアルに感じさせるものだった。