今日、尊敬する目上の人の送別会だった。

その人は営業の長で、私は事務の面でお手伝いする立場なんだけれども、残念ながら期中で異動になってしまうのだ。

これまで、惜しまれながら去って行く人は何人も目にしたけれども、これだけいろんな立場の人がその異動を残念に思い、私自身喪失感でいっぱいになった人は、後にも先にもこの人だけだろう。

普段からその存在は心強かった。

きめ細やかな仕事ぶりと、厳しい中にもユーモアのある人柄は、静と動が黄金比で両立していて、やや情熱寄り。

この先の私の芯の部分にに必ず生き続けるに違いない。

惚れてしまうのを一歩手前で踏みとどまった、といっても過言でない。