教諭時代 2
清水景允
自動現像装置が出来上がった。
初めて出来上がった自動現像装置を運転する時が来た。
フイルムは昨日写した貴之の野球試合の風景である。
フイルムを現像し、ネガを見た。
反転して背番号10番を付けたキャプテンが写っている。
逸る気持ちを押さえ、引き伸ばし機に中判のネガフイルムをセットしフイルターを調節し(美しい色に発色させる為にY,M,C,のフイルターで調節しなければ成らない。ネガフイルムを見てそれぞれのフイルターを掛ける)、その下には、A1版(約60cm×90cm)の大きさの印画紙を置いた。
露光する。
次に、その印画紙を暗箱に入れ、その暗箱を明室に設置してある自動現像装置にセットしてスイッチを入れた。
5分位で印画紙の頭の部分が出て来る。
その5分が長い。
自動現像装置は順調に働いている。
5分が経過した。
グランドの黄色とも薄茶色ともつかない色が見えて来た。
次に、グランドの側の木立が写っている。
木立の枝に緑の木の葉が色鮮やかに現像されている。
背番号10番を付けたキャプテンが大きく腕を広げた片腕が見えて来た。
現像は大成功である。
このようにして、初めての自動現像装置での写真が現像されたのであった。
この開発を初めて何年経過しただろう。
構想は1980年頃からであるから、5・6年は経っているだろう。
この自動現像装置の特徴は、処理液(現像液)を、酸化防止装置がついている保存タンクに保存し、現像する時、その処理液を印画紙の上に降り注ぐ構造になっているのであった。そして、現像が終わったら処理液は、その保存タンクの中に戻るシステムに成っている。
従って、小規模の現像所などで使用する場合、場所も取らず、処理液の劣化をおさえ、経済的にもメリットがあった。
この自動現像装置を使用して、写真を楽しむ信吾であった。
清水景允
自動現像装置が出来上がった。
初めて出来上がった自動現像装置を運転する時が来た。
フイルムは昨日写した貴之の野球試合の風景である。
フイルムを現像し、ネガを見た。
反転して背番号10番を付けたキャプテンが写っている。
逸る気持ちを押さえ、引き伸ばし機に中判のネガフイルムをセットしフイルターを調節し(美しい色に発色させる為にY,M,C,のフイルターで調節しなければ成らない。ネガフイルムを見てそれぞれのフイルターを掛ける)、その下には、A1版(約60cm×90cm)の大きさの印画紙を置いた。
露光する。
次に、その印画紙を暗箱に入れ、その暗箱を明室に設置してある自動現像装置にセットしてスイッチを入れた。
5分位で印画紙の頭の部分が出て来る。
その5分が長い。
自動現像装置は順調に働いている。
5分が経過した。
グランドの黄色とも薄茶色ともつかない色が見えて来た。
次に、グランドの側の木立が写っている。
木立の枝に緑の木の葉が色鮮やかに現像されている。
背番号10番を付けたキャプテンが大きく腕を広げた片腕が見えて来た。
現像は大成功である。
このようにして、初めての自動現像装置での写真が現像されたのであった。
この開発を初めて何年経過しただろう。
構想は1980年頃からであるから、5・6年は経っているだろう。
この自動現像装置の特徴は、処理液(現像液)を、酸化防止装置がついている保存タンクに保存し、現像する時、その処理液を印画紙の上に降り注ぐ構造になっているのであった。そして、現像が終わったら処理液は、その保存タンクの中に戻るシステムに成っている。
従って、小規模の現像所などで使用する場合、場所も取らず、処理液の劣化をおさえ、経済的にもメリットがあった。
この自動現像装置を使用して、写真を楽しむ信吾であった。