~人は、誰かにとっての登場人物である~ -7ページ目

~人は、誰かにとっての登場人物である~

不動産会社勤務。仕事中にアパートの孤独死に触れ、
「人は、だれかに影響できる」というシンプルな事実に気付きました。仕事や家庭、その他、登場人物としての日常を、気づきとともに綴ります。

深夜2時
パン工場の向かいのコンビニで
一昔前などを
思い出したりしながら

不意に鳥肌が立った

ゾクゾクと
身体を伝う合図は
なぜか前向きな未来を
暗示したのだった

僕は
自分のことも
ないがしろにして
だれを
幸せに
できるっていうのか

それを君が
その身をもって
教えてくれたんだ

僕のマントを剥いで
僕の仮面をとって
僕の全身から
余計な垢の全てさえ
はがれ落ちていった

君の手が
優しすぎるからかな

僕の心が
繊細すぎるからかな

両方だったら
一体


どんな美しい夕暮れが
明日へ沈むと言うのか

それを知るには
行けばいいだけ


ありがとう
僕は少しずつ
僕を
思い出してきたんだ


生まれたまんまの
ハートの本質が

心臓の内側から
両手両足で

弾け飛んでくるように
口から放たれた台詞は

全部真実の
喜びとなり

魔法のように
効力を持ちながら
この世界に
生まれてきたんだよ

そう
あとは
行けばいいだけ

行けばいいだけなんだね。
継続の基準があるとしたら

自分の情熱の火が

まだ灯っていること


3日坊主でも

3日置き坊主でも

1年空いても

5年空いても



種火があれば


あとは

自分で
油を注げば
いいのだから。

色んな人が
自分に影響を与える

それは
愛によって
また
利己的な感情によって
そして
ごく無意識かつ自然に


それから
抗体のない
ウイルスに対するように
心はは拒絶反応する


お願いだ
俺を変えないでくれ

やめてくれ
存在の意味を
知ってくれよ


そうして
違和感にさいなまれて
日々が進む



しばらく経った
ある日の午後

優しい風に
吹かれたときなどに

ふと気付くのは

それらの色は褪せ
風化し始めている
ということ


ペンを走らせて
ノートに書き付けた

気持ちの端くれたちを見て


このハートは
体温の上昇を始める



そうだ
この体には
この心が宿っている



この肌が
この目が感じとる景色を
変えられるのは


自分の心から

来たものなんだ