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金融徒然なるままに

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やはり、ドル安基調が強く、ドル円が下げたが、クロス円は下がらず、それどころか豪ドル円のように上昇したものさえあった。ずっとドル高で来たが、テクニカルの節目で反転したわけだ。そこに米国発の論調では、当面、QEの解除がないという話が出てきて、ドル安、金高となっている。ひじょうによくあるタイプの、テクニカルに材料が追随するという局面である。

こういうのは本当に面白いが、なかなか普通の経済学では扱い切れないもので、トレーダーならではの「経済学」であろう。フィボナッチやエリオット波動は、市場参加者の心理の動きを反映したものとして、将来的には科学的に解明されると考えているが、テクニカルとファンダメンタルとの相関は、なかなか難しい。よく言われる「材料はなんでもよかった。」という単純な考えがあたっているのかもしれない。

いずれにせよ、ドル円とクロス円が連動しないのは、いっさい「円高」が起こっていないということであり、いつでもまた「円安」相場になりうるということを意味している。ドル円のショートの深追いは危険だと思う。ドルストレート全般を見ながらトレードしていくのが吉だろう。