仕事を辞めて、部屋で本を読む日々が続いている。
コロナで図書館に行っても長居できない。喫茶店は一人で入れない。公園のベンチは10分で腕全体を蚊にかまれた。
どこにも行き場がないってこういう事か。
新しい悲しみを知った気がした。
仕方なく部屋で本を読んでいたらある朝気づいた。
電気なくても明るいやん。
カーテンを全開にするとめちゃくちゃ明るい。
無料の光、太陽。地球の電球。
16時17時くらいになると窓際に座布団を置いて窓を背にして本を読む。これで今なら大体19時くらいまでいける。
太陽ありがとう。
ふと思った。電気って無い方が良いのかもしれない。夜を照らす為の電球や蛍光灯が無かったら、夜は寝るしかない。仕事できないから残業も無い。家事も無い。何も見えないから夜の犯罪も無くなるかもしれない。
真っ暗過ぎたら逆に頭おかしくなりそうだからロウソクくらいは欲しいか。もう人類は火を発見したところくらいで終わってたら良かったのに。夜を照らすのはロウソクと焚火くらいで良かったのに。
科学の進歩が幸せとは限らないなぁと、ありふれた事を思った。
今まで生きてきた中で、一番太陽を意識した日々を送ってるかもしれない。