レッド・オクトーバーを追え!  90年

 

ロシア最新原子力潜水艦の艦長が部下を道連れに亡命を図る。

ロシア本国は最新鋭の原潜の情報を他国に漏らすまいと攻撃を開始。

 

冒頭の数回だけロシア語が出てきて、後はなぜか全員英語でペラペラ会話し始める。随分語学力のある船員達だと感心。

 

ショーンコネリーははまり役。

 

ロシア原潜と言えば2000年夏にクルスク号が北極海に近いバレンツ海に沈んだ事故があったことを思い出す。

 

原潜は原子炉で発電される大量のエネルギーを様々なことに使用するのだが、このクルスク号、その原子炉が停止してしまい海底100mに横たわったまま身動きがとれなくなってしまったのだ。

 

今日、高さ300-500m級の超高層ビルが世界中で林立する一方、ひと度海中に100m潜ってしまえば、そこは人が太刀打ちできる場所ではない。

 

全ての電気系統が止まったということは、空調も止まり室温は0℃になったであろうと予想される。次第に室温が下がっていき、最後には酸素も無くなる、この過酷な事故の渦中の船員達はどのような心境だったのだろう。

日本・アメリカを始め、世界各国から救援の申し出がされたようだがトップシークレットの軍事機密の寄せ集めで出来ていると言っても過言ではない原潜。当時のロシアは全ての申し出を断り、自国の技術のみで救出にあたるも、懸命の救助活動の甲斐なく乗組員100名以上が全員死亡という痛ましい結果となる。

全員のご冥福をお祈りします。

 

このクルスク号、今もバレンツ海の海底にひっそりと沈んだままだ。

 

(映像)★★★☆☆

(内容)★★★☆☆

(総合)★★★☆☆

潜水艦映画はあの緊張感がたまらない・・・・・・・50点!